【英語学習は時間の無駄?】英語の勉強をやめると超時間増えるけど君はどうする?

こんにちは、TOEIC900点超えの理系早大生スケです。

今回はちょっと趣向を変えた記事を書いてみます。

この前たまたま、「英語の学習は壮大な時間の無駄である」的な内容の記事を読んで、確かに間違ってはないよなぁーって感じました。

このブログでは、僕自身が大学受験や多読多聴を通してTOEICで925点をとれるようになった過程や経験、知識を発信しているわけですが、英語が当ブログの存在意義なわけで、これを機会に英語を勉強する意味、理由について考えておこうと思い立ちました。

僕は英語の勉強(僕にとってはもはや「娯楽」と化していますが)を今までやってきましたし、これからも続けていくつもりですが、もし英語の勉強をやめるとしたらどんなことになるのか、色々書いていきます。

英語の勉強をやめると時間が増えるのは事実

これは否定できない事実ですね。僕自身がこれまでに英語を「勉強」してきた時間(洋書や海外ドラマを見ていた時間は除きます)を試算してみると、

小学生のときには、中学年から週1回英語の授業があったので、100時間ぐらい

中学生のときには、週3回英語の授業があったとして、3年間で(50 * 30 * 3 * 3) / 60 = 225時間、自分で勉強したのが75時間ぐらい

高校生のときには、

高1では、週3回英語の授業があって、自分でも毎日1時間ぐらいは勉強していたので、400時間ぐらい

高2でも同じで400時間ぐらい

高3では、授業が4回、それに加えて受験勉強で英語に捧げた時間で、800時間ぐらい

浪人の前半では英語を勉強していたので、400時間ぐらい

それ以降は、英会話の練習をちょいちょいしていたので、200時間ぐらい。

多読多聴や海外ドラマ、洋画を見ていた時間は、完全に楽しんでいたので、勉強じゃないですよね。ちなみに、多分1000時間以上は多読多聴、海外ドラマなどに時間を充てています。

よって、20歳の大学一年の2月現在までに英語を勉強してきた時間は、大体2600時間ぐらいのはずです。まあかなりざっくりなので、±300時間ぐらいずれはあるはずですが、大体こんなもんじゃないかという気がします。

流石に英語を完全にやらないというのは非現実的ですが、大学受験をてきとうにやって、大学生になった後は一切英語にふれないとすると、最低でも1000〜2000時間は浮くはずです。

大学進学をやめれば膨大な時間が増える

そうです、英語の勉強が無駄というなら、そもそも大学に進学するのもあまり意味はないはずです。大学で学んだことを実際に活かせる人なんてごくごく少数ですし、特に文系の人で将来役に立つことを学ぶ人なんて1割もいないんではないでしょうか。

大学受験自体を諦めて、高校を卒業して就職するとなると、これまた膨大な時間が生み出せます。大学の4年間+英語に捧げていた時間が自分の自由になるんですよ!

仕事を辞めれば膨大な時間が増える

そもそも、仕事をすることに意味はあるのでしょうか。もちろん、お金を稼がないと生きていけませんが、仮に数千万の貯金があって、それを投資にあてており、年間で数百万の収入があるとしたらどうでしょう。

こんな状況になったら、特に好きではない仕事なんか辞めますよね。

やりました!おかげで、20代から60代までの超超超膨大な時間が自分の自由になりました!

これで何でもできますね☆

ただそれでも僕は英語を勉強する

よっしゃ、英語も大学も仕事も全部無駄だ!やめよう!

とはなりませんよね。

途中からはちょっとふざけましたけど、僕がやってみたように、もし〇〇をやめたら時間が増える、なんてことを考えるのは意味がないんですよ。そもそも人生なんて余剰物以外の何物でもないですし、僕たちはその無意味で「時間の無駄」である人生に意義を見出すために生きているんじゃないでしょうか。

僕は人から何を言われようと、どんなにすごい翻訳機が発明されようと、英語に触れ続けるつもりですが、僕がこう考える理由をいくつか!

別に英語をしゃべれなくてもよい、英語は究極の暇つぶし

別に英語を勉強するからといって、ゴールが英語をペラペラに話せることでもなくていいんです。

英語のニュースが聞けたり、本とかドラマが楽しめたり、海外旅行でちょっと便利になるぐらいでも十分じゃないですかね。僕はまだまだ英語をペラペラ話せる、という領域には程遠いですが、洋書や海外ドラマをめちゃめちゃ楽しめますし、生活には困ってません。まあ日本に住んでいるので当たり前ですが笑

将来的には、留学したり、英語を使って仕事をしたり、このブログを通じて英語を仕事にできたらなと思っていますけどね!

語学は究極の暇つぶしです。そもそも自分たちの母語ですらそうですが、完璧になることなんて一生ありません。死ぬまで勉強です。僕の場合、日本語ですらまともに使えてませんからね笑。そもそも母語でまともな文章を書ける人がどれぐらいいるのかという話。

個人的には、仕事を退職したら語学でも始めればいいんじゃないかなと思います。どこまでいっても終わりはありませんし、しかも実際に役立つという。正しい方法でやればあまりお金もかかりません。素晴らしい趣味じゃないですか。

英語の勉強をやめると〜と言っている人の大半は無駄なことばっかしている

英語の勉強をやめると〜と言っている人に個人的にムカつくのが、彼らの大半がろくに意味のないことばかりやっていること

英語の勉強をやめるとゲームをする時間が増えて楽しいよ!とか、英語の勉強をやめると睡眠時間が増えるよ!とか。別にそれはそれで、どんな活動をするのかは各々の自由なんですが、英語の勉強をすることはムダ、とは言われたくないですね。

そもそも、ムダになるような英語の勉強しかしていないんじゃないのって。

ムダになるような英語の勉強といえば、僕はTOIECのための勉強が死ぬ程つまらなかったし、こんなつまらない参考書やってもムダだわ!って思って多読多聴を始めたんですが、このおかげで今の自分がいます。

ちょっと生真面目すぎる人が多いなと感じていまして、よくそんな味気のない文章を読めるなぁと。もっとワガママになっていいんじゃないかと思いますね。僕自身、浪人の4月に受けたTOEICが750点で、それ以降TOEICのための勉強を一切辞めて多読多聴をずーーーーーっとやっていたら、いつの間にかリーディングのリスニングの力が半端なくついて、TOEICで925点を取ってしまいました。

英語は楽しい

English is fun.

ですよ!僕は、最近英語に触れるのがめちゃめちゃ楽しくて、気づいたら洋書を読んでいますし、気づいたら海外ドラマを見ています。

で、それをブログで発信したら、まだまだ少ないですが僕のブログに訪れてくれる人もいて、紹介した本が売れて収益も入って、ブログで発信するネタを増やそうともっともっと英語に触れることで英語の力がついて…みたいな最高のスパイラルに最近は突入しています。

英語って楽しいんだよ!ってことをもっともっとたくさんの人に知ってほしいですね。

英語が必要な職業だって普通にある

僕はベンチャー企業のインターンでエンジニアをやっているからわかるんですが、エンジニアには英語がめちゃめちゃ大事です。技術の発展が著しいので英語を日本語に翻訳する暇がありませんし、先端の技術は専門的になりすぎて、グーグル翻訳にいれても支離滅裂な文章が返ってきます。

大学では、英語の論文を読まされています。その分野の知識があれば、数式だけ見てもざっくり理解することはできるんですが、正確に理解するためにはやっぱり英語が必要。研究者は毎日英語の論文を読まないとやっていけませんし、論文を書く時はもちろん英語です。

翻訳の技術が発達したおかげで、以前に比べて遥かに外国語の壁は小さくなりましたが、そうなったからこそ、グローバル化が進み、ますます英語が重要な時代に突入しています。

日本人で英語ができると、それだけで差別化できる

ブルーオーシャン戦略です。大半の大学生は、大学受験以降まともに英語に触れていませんし、英語が使える日本人は、現在もこれからもかなりの少数派でしょう。つまり、英語が使えるだけで、周りから抜きん出られるんです。

もちろん、英語が使えるだけではだめで、英語に掛け合わせるなにかが必要ですけどね!

ある程度のレベルまでいけば洋書や海外ドラマを見ているだけで力がキープされる

僕が英語の力を維持・向上できている理由です。

基本+αの文法が身につけて、数千後の単語を覚えると、一気に英語のハードルが下がります。僕は大学受験のために英語を勉強していたおかげで、意外と簡単に洋書を読めました。初めて読んだHolesという洋書があまりにも面白く、僕は完全に多読のトリコになり、それからは貪るよう英語に触れています。

今までに、累計200冊以上、1200万語以上の洋書を読んできましたし、洋画は数十本、海外ドラマは10作品以上見てきています。

基本が身についていると、これらのコンテンツをすんなりと理解することができますし、既存の知識と未知の知識を結び付けられるので、どんどん英語力がついていきます。そして楽しいです。

そもそも自分の人生に意味なんてあるのか

哲学者サルトルの妻であり、自身も作家兼哲学者であるボーヴォワールの言葉に、

「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」

という言葉があります。「セックス」と「ジェンダー」の違いを表しているとされていて、女性は生物学的に女性の構造を持ってこの世界に生まれますが、女性を女性たらしめる女らしさという、社会的、文化的な特徴を自ら手に入れていくことによって本当の女性となる、みたいな意味なんですが、人生もこれと似ていますよね。

オスカー・ワイルドも、

To live is the rarest thing in the world. Most people exist, that is all.
生きるとは、この世でいちばん稀なことだ。たいていの人は、ただ存在しているだけである。

と言っています。

そもそも人生に意味なんてありませんし、その空虚なものに存在価値を与えることが僕たちの役割なのではないでしょうか。英語がムダだとか大事だとか、そういうことを決めるのも全部自分次第ですが、少なくとも僕は英語学習をこれからも続けていきます。

最後に偉人の言葉を引用して知的な感じに仕上げましたが、これが僕の本心です。

というわけで、以上!

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