【英語学習の後悔】なんでkindle×多読の組み合わせに高校生の頃に出会ってなかったんだぁぁああ

こんにちは、TOEIC900点超えの早大生スケです。

人は誰しも後悔をする生き物です。

僕の場合はまさにミスター後悔みたいな人生でして、小学校のときも中学校のときも高校のときも後悔しまくりでした。

後悔をすることはあまり生産的ではありません、が、このブログを読んでいるみなさんに僕と同じ轍を踏んでほしくないので、あえて後悔をさらします

テーマは英語の勉強。

kindle×多読をもっと早くから試していればぁぁあああ

って後悔について語ります。

高3の終わり頃、僕は英語に伸び悩んでいた

僕は元々英語ができませんでした。

高1の初めての模試では、4割の点数しかとれず、偏差値も50ぐらい。なまじ中学校の時の英語の成績がよかっただけに、これには堪えました。なんだよ俺…英語全然できねえじゃん…みたいなね。

で、あまりの悔しさに一念発起しました。英語の勉強法をリサーチしまくって完成した勉強法を実践に移しました。

その結果、3ヶ月で英単語を2000語覚え、偏差値を15伸ばすことに成功。このおかげで、苦手だと思っていた英語が好きで得意に。

↓そのときの体験談を詳細に綴ってます。

速読英単語を音読で30周以上し、3ヶ月で2000語を覚えて英語の偏差値を15上げた話

以来、学校の英語で困ったことはありませんでしたし、模試でも一番成績が出せる勝負科目でした。

が、高3になってからというもの、伸び悩むことになります。

これ以上英語力を伸ばす方法がわからなかった

高3の秋頃のことです。一通り参考書はやった。なのに成績が伸びない。偏差値70ぐらいで止まってしまう。勉強はしているはずなのに。

今思えば、当時の僕が抱えていた問題は明確だったんですが、まるで不可思議なことが起きているようにしか感じられなかったです。

ちなみに何が悪かったのかと言いますと、何も考えずに音読していたことと、読む量聴く量が少なかったこと(新規の文章を読まず、ずっと同じものを繰り返していた)

英語の「勉強」はつまらない、飽きた

僕の高校は地方の自称進学校でして、受験の直前になっても授業がありました。しかもやるのが細かい文法。

なんでそんなこと今更やるんだよ、と。一番配点が大きいのは長文だろ、と。センター試験でも二次試験でも、文法が得点に関わる割合ってものすごい小さいのに。

五教科の勉強をしないで家庭科や音楽の勉強をするようなものです

こんな英文法を覚えて何になるんだ!と叫びたかったですが、授業で教えられる知識の中には僕もまだ知らないものがありました。

その状態で反抗しても、じゃあお前全部わかるの?と聞かれたら首を横にふることしかできません。

仕方なく、授業を聞きながらこそこそ内職する、みたいな授業の受け方をしてましたね。

効率もくっそ悪い。意識がいちいち授業、内職、授業、と移り変わるので全く頭に入ってこない

こんな感じで、英語の成績は伸びないわ、学校の授業はクソだわ、で英語の勉強がつまらなかったし飽きました。楽しく英語が学べないかなぁと思ってましたね。

浪人時代、kindleと出会った、多読と出会った

いろいろあって浪人をすることになりました。

予備校に行くと、高3のときの二の舞になることがわかっていたし、そもそも授業自体がかったるくて仕方なかったので、自分で勉強することにしました。

いわゆる宅浪ですね。

このときに僕の英語ライフを変える重要な出会いがあります。

kindleとの出会い

kindleというものがあって、それがめちゃめちゃいいらしい、という情報をインターネットで入手して、時間はたっぷりあるので試してみるかと、kindleを購入しました。

これが第一の衝撃。

ビビりました。

こんなに使いやすいのかと。

質感がまるで紙、全然目が疲れないから永遠に読めちゃう。充電は10時間ぐらい持つし、とにかくコンパクト。今まで外出のときに紙の本を何冊も持ち歩いていた自分は何だったんだと。

オシャレだし、使っているだけで楽しい。

持ち運べる図書館です。パッと取り出せるし、サクッと読める。お手軽なことこの上ないですし、辞書機能までついてくると来た。

読書をするという概念が完璧に崩壊しましたよね。

アマゾンで注文して本が届くまで待っている時間は何だったんだ、読んだ本を本棚に入れて、ホコリがかぶらないように掃除していた時間はなんだったんだ、重い本を何冊も持ち運んでいた時間は何だったんだ。

そしてkindleの便利さよ。ほんとにいい買い物でした。アマゾン、ありがとう。

このときはまだ日本語の本しか読んでいませんでした。

kindle×洋書という組み合わせが脳内に誕生する以前の話。

ちなみに僕は↓のやつを使ってます。一番コスパがいいです。

多読との出会い

浪人生の9月頃、英語耳という神書籍に出会います。

とにかく神本なので、英語を勉強する人は年齢問わず絶対に読んでほしいんですが、その中で多読が紹介されていました。

↓下の記事で英語耳の良さをとことん紹介しています。

【TOEIC900点超えの早大生が選ぶ】英語を勉強する前に読むと効率が超上がる本5選【必読書】

 

多読がいかに英語力を高めるかについて知った僕は、これだ!と。今まで見つからなかったパズルのピースが埋まったような感覚

まだ多読を試してはいなかったものの、多読は絶対に成功する予感がありました。

ここで点と点が繋がります。

あれもしかして、kindleで洋書読めるんじゃねーの?、と。

kindle×多読を始めてみた

結論から言いますと、kindleストアで洋書を買えました。

というより、kindleだと電子データだけなので、ペーパーバックのものよりも品揃えがはるかにいいです。てかアメリカと一緒。

最初は、うわっほんとにkindleで洋書が読める!という単純な驚き。それから、徐々にkindle×多読のポテンシャルの高さに気づき始めます。

すべてが新しい経験の1冊目。英語耳で紹介されていた「HOLES」という本を選んだんですが、これが神本でしたね。

なんだこれ、超楽しい?!

もともと本を読むことは好きだったので、多読にどっぷりとハマるようになるまでそう時間はかからなかったです。

途中から加速する物語が面白すぎて、寝る時間を削ってまで多読に時間をあててしまい、気づいたら一冊目を読了。

洋書を1冊読破したという達成感、面白い本を読むときに感じる高揚感、そして自分の英語力が上がったという全能感、英語の勉強に飽きていた僕には最高でしたね。

この1冊目を読み終えたときから、もう英語は大丈夫だな、となんとなくわかりました。何をやればいいかはわかった、後は楽しめばいいんだと。

ついに英語の「勉強」から開放されたんです。

そこからは早かったです。あれよあれよと100万語、500万語、1000万語を達成、読んだ本も10冊、50冊、100冊と順調に増加。

英文を読む速度が異常なまでに上がり、高3の受験期は120wpm(words per minute)だったリーディングスピードが、二度目の受験をする頃には150~180wpmTOEICで925点を取った大学一年の冬には200~230wpmまで伸びました。

おかげで入試の英語は余裕でしたねw

慶應理工の英語の試験が90分なんですが、なんと50分で終わってしまうという笑

そんなわけで、多読を存分に楽しみながらも、ガッツリ英語力を伸ばすことができたという、最高すぎる結果を手に入れることができたのでした。

↓の記事で、僕が多読によってどう変わったのが、もっと詳細に語っているのでこちらもどうぞ。

【1000万語達成】英語の多読の効果と楽しさについて【TOEIC900点超えの純ジャパ早大生はかく語りき】

ペーパーバックで多読をしてしまうと…

僕は運が良かったです。多読にはkindleがあるからこそ最大のポテンシャルが発揮されます。

逆に言うと、kindleがないと、すんごい威力がある多読も宝の持ち腐れとなってしまうということ。

どちらが欠けてもいけません。

実は高2の頃に数冊ペーパーバックを買ったことがある

実は多読のことは高校一年のときに知りました。ホームルームのときに配られるお便りに多読についての記事があったんですよ。

で、あ、多読いいなと思って、高校二年のときに実際に試してみたんです。

わざわざ県内で一番でかい本屋に赴き、ペーパーバックを数冊、CD付きで買いこむ。これで英語最強になれる!と思っていたんですが、あっさりと挫折。

なぜか。

ペーパーバックだとわからない単語を調べるのに骨が折れる

これ。高校二年の僕は、センター試験レベルの語彙は獲得していましたが、難関私立国公立となるとちょっと厳しいぐらい。

多読をするにはボキャブラリーが少なすぎたんです。

わからない単語が出てきます。それを調べようとするけど時間がかかって億劫なのでやらない。またわからない単語が出てくる。以下繰り返し。

1ページの中に出てくる未知の単語が多すぎたということ、単語の意味を調べるのに時間がかかりすぎること、この二つのために高2の僕は多読に挫折してしまいました。

それから英語耳を読むまで多読という言葉は記憶のはるか底に沈むことに。

ペーパーバックだといちいち本が届くのを待っていたり、図書館から借りたりしないといけない

ペーパーバックがあかん理由その二

実体をもった物の宿命。移動の壁です。

欲しい本があっても、

①本屋に行く

②ネットで注文して届くまで待つ

③図書館で借りる

のいずれかのプロセスを経ないといけません。

これじゃあせっかく多読のやる気があるのに興が冷めてしまいますよね。アクセルを踏みながらブレーキを踏むようなもの。

俺は「今」あの本を読みたいんだ!!数日も待ってられないっつーの!!!

そんなワガママなみなさん(僕のことです)にはペーパーバックはオススメしません。

そもそも売っていない、輸入しないといけない場合がある

そもそも日本にないんかい!って話笑

国境の壁ですね。電子データは一瞬で届きますが紙は違います。

洋書の市場は非常に小さいです。書店に仕入れられる本は、売れることがわかりきっている有名な本だけ。ハリー・ポッターとか、ニューヨークタイムズとか。そういうレベルの本じゃないと売ってないんです。

流石の天下のアマゾンでも、無数にある全ての洋書を日本に持ってくることはできませんでした。。。実際に調べてみるとわかりますが、ペーパーバックで買える本はかなり少ないです。kindle版に比べて。

ペーパーバックは高い

先程、僕が高2のときにペーパーバックを何冊か買ったと書きました。

このとき、僕が買ったのは数冊、しかも厚さ的には1センチにも満たないペラペラの本だったのにもかかわらず、5千円オーバー。もちろんCDを買ったからというのもありますが、それにしても高すぎる。

高校生の僕が気軽に買える値段じゃあない。

じゃあkindleはどうなのよって話なんですが、まあ安心して下さい。ペーパーバックでは手が届かなかったところを、kindleは全て解決してくれます。

kindleは今まで多読が抱えていた問題を全て解決してくれる

kindleがあって初めて多読の真価が得られる、と僕は考えます。

従来の多読、いわゆるペーパーバックを何冊も読む方法、は多くの問題を抱えていました

先程も説明しましたが、

第一に高い。

ペーパーバックって、安価の紙を使ってぎっしりと文字を詰め込むので本来は安いはずなんですけどね。。。輸入の代金のせいでペーパーバックの利点が消失してしまっているわけです。

第二にわからない単語を調べるのが面倒。

多読を最低限楽しんで挫折しないために必要なボキャブラリーの量が、大学受験とかTOEICの比ではないために、参入障壁が高すぎました。

「多読」と銘打ってるくせに、ぜんぜんたくさん読めないじゃないか!というオチになるのがこれまでの多読。

アマゾンがkindleを発売する前のことです。

が、kindleが発売されたことで本当に「全て」が変わったんです。

トータルでは遥かに安く済ませられる

kindleは1万円ぐらいするんですが、それを補って余りあるほど、kindleストアの本が安い。一冊300円とかよくある。しかも内容はてんこ盛りみたいな。

シリーズ物は1作目が無料な場合が多いので、つまみ食いしてから本当に読みたいか決めることができる。

例えばクリフトン年代記というシリーズ物があります。超面白いんですが、なんと一作目はわずか100円。2作目以降も、500円とか700円とか、そんな値段で売っていいのってぐらいの格安で本が買える。

クリフトン年代記は全部で7冊、合計80万文字ぐらいあるんですが、それがわずか4000円ほどで読めてしまいます。ペーパーバックだったら1万はくだらないところです。

正直、ムダに参考書を買い増すよりは、多読でシリーズ物を1つ制覇したほうが遥かに実りあり楽しい時間が過ごせるんですけどね。

わからない単語を一瞬で調べられる辞書機能

こんな感じでわからない単語を一瞬で調べられる。

辞書機能がまじで神すぎてやばい。

kindleのおかげで多読の語彙の壁という参入障壁が取り払われたんですよ。高校生でも気軽に多読ができるようになったんです。

英語の授業なんてkindleを勝手に読ませておけばいいんじゃねーの?って感じですよ。もう先生はいらない笑

 

どんな本も手に入る、どんな本も一瞬で届く、そうkindleならね

kindleストアなら売っていない本は基本ありません。少なくとも僕はお目にかかったことはないです。

名もない小説家が50年前に書いた小説みたいな本はないでしょうけどね。最近に出版された本は基本全部kindleストアで買えます。

それにポチれば一瞬で届く。今となっては当たり前になってしまいましたけど、冷静に考えるとヤバイ。

本当にいい時代に生まれてきたなぁ!!!

もしkindle×多読に人生のもっと早い段階で出会えていたら…

もし高2の初期にkindle×多読を実践していたら、多分とんでもないことになってましたね。

正直、この記事を読む中学生、高校生が羨ましくて仕方ないです。

やっぱり、高1、高2の勉強ってダレるんですよね。目的がまだ確立されていないし、受験は1年以上先のこと身が閉まらない。

だからこそ、多読に目覚めて、勉強ではなく、遊ぶように学んで欲しい好奇心で動くやつはどこの世界でも最強です。

もちろん、It is never too late to learn. 何かを始めるのに遅すぎるということはありませんし、どんな年代の方でも、今このときが一番若いはず。

僕も、高校生の頃に多読に出会っていたら…中学生から真面目に英語を勉強しておけば…、という後悔があるからこそ、今こうして情報発信をしていますし、英語にめちゃめちゃ触れています

というわけで以上です。みなさんの心に引っかかる何かがあれば幸いです。

 

僕が猛烈に後悔したことシリーズです。書いているうちに泣きたくなったぐらい悔しいことを書きました。

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