こんにちは、スケです。
以前こういう記事を書きました。
【洋書多読】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか、の英語版第1巻を読んでみたので感想!【ダンまち】
僕がもともと日本語版を1巻から14巻まで読んでいたこともあり、英語版の第一巻が想像以上によかったので、12巻まで一気に読んでしまいました。
第一巻を読んだのが2019年の1月ごろ。12巻を読み終えたのは先日、3月の下旬ごろでした。つまり、約3ヶ月かからないぐらいで1巻から12巻まで読み終わった計算になります。
一応、多読をするものとしては、どれぐらいの分量を読んだのか非常に気になるところでして、
https://www.readinglength.com/
で一冊の長さを調べてみました。
↑のサイトでは、本のページ数から単語数を概算しているのですが、まあ大体あっている気がします。
せっかくなので、累計単語数とか、軽い感想とか、難しさの体感とかいろいろ書きます。
Contents
ぶっちゃけどれぐらい読んだのか?(語数)
1巻から振り返り。
1巻 54000語
思いの外サクッと読めた印象でしたけど、やっぱり語数的にも短かったですね!200〜230ページぐらいだったかな?
2巻 64000語
これもサクッといけましたね。僕の記憶だと、wonderがこのぐらいの長さだったような気が。
Wonderが超絶良書だったので紹介【最近読んだ本を語っていく】
3巻 49250語
5万語ぐらいだったらびくともしなくなりましたねw
昔の僕だったら(といっても1年半ぐらい前ですけど)、ここまで簡単に読めなかったかも。成長を感じました。
4巻 60000語
以下同文。
5巻 72000語
おっとぉ!ちょっと長くなってきたぞお!
6巻 68000語
まあなんとか読みすすめます。毎日、寝る前の30分とか、1時間をつかってコツコツと読んでいきました。寝る前の多読は楽しい。
7巻 96000語
ハルヒメの回!これは流石に長かったですw
なんといっても400ページありますからね。日本語なら読み方次第ですが、1時間半~3時間ぐらいで読みおわるのにな。どれぐらいで読めたんだろ?
8巻 10万語
日常編だったのにこんなに長かったんですねw
早く終わらねーかなーとずっと思ってました。やっぱりまだまだ読む速度が遅いなー。
9巻 10万語
8巻と同じく長い!
が、クノッソス編突入ということで楽しかった。
10巻 10万語
ディックス率いるイヴィルスとの戦闘シーンはあまり読んでいて気持ちのよいものではありませんね。日本語だったら、台詞だけ読んですっとばす、なんて技を使うんですが、英語版なので一文ずつちゃんと読んでしまいます。
11巻 10万語
日本語を読むときと、英語を読むときの違いを考えてみたんですが、普段僕らって、ちゃんと一文ずつ日本語の文章を読むことってあまりないですよね。
だから読む速度も早いのかも。逆に英語だと、一文ずつちゃんと読んでいくから、その分読む速度も遅くなる。
英語圏の人はどうやって英文を読んでいるのか気になりますね…。
12巻 10万語
12巻は個人的にキリがいいと思っていたので、ひとまずここでダンまちを読むのは終わらせることに決めていました。
ベルがモスヒュージをかっとばすシーンは、英語で読んでも爽快でしたね!
累計 963250語
というわけで、概算してみたところ、ダンまち1巻から12巻で、合わせて963250語を読んだことになりました!
シリーズで100万語レベルというとなかなかですね。
今まで読んだシリーズものだと、ダレンシャンとか、The Land of Stories、クリフトン年代記とかかなぁ。
【ジェフリー・アーチャー】Only Time Will Tell 、クリフトン年代記が面白すぎるので紹介【多読】
【シリーズ全巻紹介】the land of storiesがめちゃ面白くて語数も稼げるから紹介
累計200冊以上、1500万語以上の洋書を読んだTOEIC900点超えの早大生が選ぶ本当におもしろい洋書12選
読んでみた感想
ダンまちを読んだ感想を書いていきます。
楽しい
やっぱりこれが圧倒的ですね。
このすばを読んだこともありましたが、日本のラノベで翻訳されているものを読む、というのはなかなか贅沢。
【konosuba】この素晴らしい世界に祝福を!の英語版を7巻まで読んだので、感想とレビューを書いてみた
日本独自の表現、身内ネタとか、ここは日本人にしかわからないんじゃないの?みたいなところをどうやって訳者を英語に翻訳しているのか、それが肌で体感できて勉強にもなるし、面白いし、で最高。
ボキャビルになる
ライトノベル、というよりファンタジー物を読むことのメリットですね。呪文の詠唱とか、二つ名とか、ステータスとか、こうやって英語の表現があるのかーと超勉強になりました。
そういう特殊な単語ってシリーズの中で繰り返し出てくるから自然に覚えちゃいますしね。
僕がダンまちを読んで覚えたものを例に出すと、
豊穣の女主人→ benevolent mistress
探索する(ダンジョンを)→ prowl
神→ deity
まだまだたくさんあるけど、何も見ずにパッと出てきたのはここらへん。
難易度とか、語彙とか、いろいろ
日本語で一度原作を読んだということもありますが、思っていたよりは全然難しくないです。
後、kindleは最強。多読はkindleがないとやってられませんね。
【後悔】なんでkindle×多読の組み合わせに高校生の頃に出会ってなかったんだぁぁああ
英語多読をするならAmazonのKindleが絶対オススメな件
YLで表すと、6.0~7.5ぐらい。たまに変な単語が出てくるぐらいで、後は簡単。
日本語の難しい表現は大体簡単に言い換えられているので、あれ、こんなもんか、と案外あっさり読めます。
逆に言うと、情緒深さとわかりやすさが引き換えになった、という印象ですが(日本語版ではあんなにかっこよかったシーンがすごい淡白なものに感じられたり。英語圏の普通ということなのかな)、英語と日本語のトレードオフですね。
常々感じていたことなんですが、英語圏のジョークとか会話を日本語に訳すと、すっごいつまらない棒読みの会話になるし、日本語の会話を英語に訳しても、なんか味気ないなぁみたいな表現になるなぁと。
僕の英語力が足りていない、と言われればそれまでですが、それだけでは無い気がします。
海外ドラマの台詞も、生で聞くと超かっこいいのに、日本語にした瞬間魔法が解けるってことがよくあって、言葉って難しいなぁと。
日本の小説やアニメの微妙な言葉遣いの違いによって醸し出される表現とか面白みも、英語に訳すと全部バッサリいかれますね。
英語ネイティブの人が読んだらまた違った印象を受けるのかなぁ?とも思ったり。
というわけで、色々と考察のしがいがあって非常に楽しかったです!
以上!
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