英語を本当の意味で速読できるようになる方法。小手先のテクニックとか何の役にも立たないぜ?

こんにちは、TOEIC900点超え純ジャパ早大生のスケです。

英語 速読

で検索して出てくるサイトを見てみますと、毒にも薬にもならず、ただPVを稼ぎたいだけのクソの役にも立たない記事ばっかりだったので、今回こういう記事を書いています。

色々なサイトを見てみましたが、どこも書いている内容が同じ過ぎて辟易としてます

やれ英文をかたまりごとに理解しろだの、

やれ各パラグラフの最初と最後の文だけを読めばいいだの、

やれ接続詞に注目しろだの、

やれ頭の中で音読するのだの、

やれ同じ文章を繰り返し読んで読解速度を上げましょうだの。

 

そんなこと、わかってんだよって言いたい。それができてたら苦労してないし、わざわざググってねえよって話ですよ。

もううんざり。

そういう”テクニック”は小手先の技であり、枝葉末節なんですよ。決して本質ではない。

大体、大学受験生の平均リーディングスピードが60~80wpm(words per minute、1分間に読む文字数)と言われています。

で、大学受験では、100wpmあれば、どの大学でも問題自体は解き終わることができます。

要はこのスピードに到達すればいいんですよ。それから細かなテクニックを覚えればいい。

力をつけて物理で殴るこれがシンプルかつ最強です。

相手をねじ伏せましょう。

那須川天心とメイウェザーの闘いのように。

同世代ということもあり、僕は那須川天心さんを応援しています。

が、残念なことに、いくら彼がテクニックを覚えてそれをメイウェザーに繰り出したとしても、無力化されてしまうんですよ。

メイウェザーのパンチで全てが決まってしまう。

メイウェザーになりましょう。

そのために必要なものは何か。

量です。ただこれだけ。

圧倒的な量を積み上げろ

断言します、リーディングスピードを上げて問題を解くスピードを上げたいというみなさんに必要なものは、

読んだ英文の量

これだけです。(一つ裏技的なものがありますが)

そもそも、英語を読むとき、普段日本語を読んでいるぐらいのスピードで読めたらなぁと思ったことはありませんか?

そう考えるということは、日本語を理解するスピードでリーディングができたらとりあえずOKってことですよね。

では、その日本語の読解力と読解スピードを得るために何か特別なことはしましたか?

目を鍛えてなるべく瞬きしないようにしたりとか、行から行に移るときの目の移動スピードを上げる訓練とかしましたか?

していないはずです。

特になにかをするわけでなく、自然とその読解スピードを手に入れられたんですよ、この記事を読んでいる読者の方は。

ならそのプロセスをそのまま英語に応用してやればいいだけのこと。

速読とかスキャニングとかそういうものに手を出すのは、ある程度のスピードで情報を処理できるようになってからなんですよ。

元々の読解力がないのに、英文の上っ面だけを読んで、重要そうなところだけ拾っていこうとする。

それでできてしまう問題もありますけど、レベルが上がるにつれてそういうチャンスは減っていきます。

どんな問題が来ても揺るがない、大樹のような読解力をつけましょう。

ではどうやって読解力を養うのか?

多読です。

この多読、すさまじいポテンシャルを秘めていまして、多読にハマると、大学受験の英語の問題なんて瞬殺できるようになりますw

現在僕は大学一年なんですが、wpmは230ぐらいです。

つまり平均的な大学受験生の3倍ぐらいなんですよw

これだけあれば、どんなに丁寧に問題を解いていても時間内に終わります。

受験の時はもうちょい読むのが遅かったですが、それでも150wpmぐらいはあったと思います。

慶應理工の英語の試験が90分だったのですが、僕は50分で解き終えましたw

トイレに行く余裕もあったし、問題を最初っからもう一度やり直す余裕もあるという。

全て多読のおかげなんですよ。

僕は浪人していたんですが、そのときに多読に出会い、浪人時代に約100冊の洋書を読みました。

100冊と言っても、薄い本だけじゃなくて、普通の大人が読む文庫本ぐらいのボリュームがあるものが8割以上をしめてます。

浪人していた時はとにかく暇だったのでw、読みまくりました。おかげで理系科目に時間をあまり使えず国公立には落ちてしまいましたが、以外に楽しくやってます。

詳しくは以下の記事でめっちゃ超具体的に書いているのでそちらをご覧ください。

【TOEIC900点超えの早大生が教える】英語多読のベストプラクティス【洋書を読む】

英語多読をするならAmazonのKindleが絶対オススメな件

時間がない、めんどくさいという人のための裏技

読解力をつけるために多読がすげえ効果があるのはわかった。

だけど、そんな何冊も本を読む時間はないんだよ。

他の科目も勉強しなくちゃいけないし、お前みたいに浪人して一日中暇だったわけじゃないんだ、そういう人に向けて裏技的な方法を教えます。

それは…

ズバリ、

英文テーマの蓄積

です。

一体どういうことか。

先に要点だけ抜き出すと、

英語だけじゃなく、全ての言語において通じることなんですが、長い文章というのは、それぞれ扱うテーマが決まっています。

化学、生物学、物理学、数学、時事、芸能、経済、政治、コンピュータ関連、テクノロジー、心理学、文学、スポーツ、言語学、雑学、哲学などなど。

で、大学入試で出る長文のテーマって、”型にはまったあるあるのネタ”、のことがほとんどなんですよ。

各分野における”あるあるネタ”を予め英語でも日本語でもなんでもいいので予習する。

これだけ。

例えば、コンピュータ関連だったら、論理回路の話とか、人工知能の話。

人工知能の話というのは大体数パターンに別れていて、

  1. コンピューターが人間の知能を上回ってしまう可能性について(シンギュラリティといいます)
  2. 将来、人工知能は人間の職業を奪うのか
  3. 人工知能と人間の違い

ぐらいに絞られます。

文系のテーマ、例えば言語学だったら、

  1. 石器時代に使われていた言語にも、現在我々が用いている言語と同じように高度に抽象化された概念が存在している話(いわゆる”石器時代の言語”は存在しないということ)
  2. 日本語と外国語の違い(言語の違いから文化の違いを分析する、言語による比較文化論)
  3. 我々がどうやって言語を習得するのか

ぐらいなもの。

それぞれのテーマについて、このようにヤマを張っておく。

で、実際の入試では、かなりの確率で、少なくともどれか一つぐらいは自分で蓄積したストックに当たります。

仮に当たらなくても、ストックの話題と関連した文章が出る可能性もかなりある。

もし試験問題がテーマのストックにヒットした場合、

問題文の内容は、すでに自分の頭の中に入っている知識の焼きましなんですよ。

つまり、

わざわざ英文を読まなくとも、結論がわかっているし、要所要所のキーポイントも全部把握しているということ。

こういうときにこそ、この記事の冒頭で僕が否定していた”小手先のテクニック”の出番。

全体像は把握しているので、問われている箇所だけ読めば問題は解けます。

これができると劇的な時間短縮ができる

僕はこれを裏技と称していますが、全然せこくないです。というより、母国語では自分たちが当たり前にやっていることを外国語で再現しただけ。

だってですよ、例えば数学で、2次関数の問題を解くときには1次関数の知識は当然頭に入っていますよね?

それと同じこと。

前もって知識を充填しておくことは至極普通のことです。だから遠慮なんてしないでいいんですよ!

ストックを増やしまくりましょう。

おすすめの参考書&やり方

英文テーマの蓄積は、

1週間もあればなんとか実践で使えるレベルになりますし、1ヶ月もあれば十分すぎるほどです。

おすすめ参考書と具体的な実践方法を紹介します。

おすすめ参考書は3冊です。

 

速読英単語上級編とそのCD

リンダメタリカとそのCD

大学の過去問

 

CDは高いですが絶対に必要です。これをケチるようでは大学に受かるなんて夢のまた夢です。必要な投資を拒む人は絶対にどこかで損します。取り返しがつかないぐらいの

過去問は、自分の狙っている大学の赤本にしましょう。

やり方

余裕がない人は、英文なんて読まなくていいので、とにかく書いてある日本語の文章を読みまくってテーマをストックしていきましょう。

これだけです。

余裕がある人は、英文を読んで日本語を読んで、ってのを繰り返していきます。

音読ができたら最高ですね。

音読については以下の記事で詳しく書いています。

【TOEIC900点超えの早大生が教える】英語学習において最強の勉強法である音読について、おすすめ教材付きで紹介する

 

どうでしたでしょうか。皆さんの役に立てるような記事だったでしょうか。

冒頭で豪語していましたが、その言葉に違わない内容になっていたら幸いです。

もしクソの役にも立たなかったら…まあツイッターでクソリプとか送って下さいw

というわけで以上です!

 

 

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