【TOEIC900点超えの早大生が教える】英語学習において最強の勉強法である音読について、おすすめ教材付きで紹介する

こんにちは、TOEIC900点超えの純ジャパ留学経験なしの早大生スケです!(自己紹介ながっ)

今回は英語学習において超最強である、音読について、その効果とノウハウを語ろうかなと。

音読めっっっっっちゃいいです。

英語学習において、世間には様々な勉強法があります。

たくさんの勉強法を試してきました。

が、音読以上に劇的な効果が得られる勉強法を僕はまだ知りません。

音読がとにかく最強すぎてヤバイです。

しかし周りを見てみると、音読をしている人は超少ないのが現状。

やり方が分からなくてなんとなく避けていたり、英語の文章を声に出して読むのでちょっと面倒くさい、なんて人もいるのではないでしょうか。

というわけでですね!

この記事さえ読めば音読に必要なことは全部わかるよ!という感じで音読についてまとめていきます。

音読は効果があるのか

超ある

まずこれが一番気になっているのではないでしょうか。

音読をすると、効果があるのか、偏差値が上がるのか、TOEICの点数が伸びるのか。

結論から言うと、

超効果がありますし、偏差値もガツーンと伸びます。もちろんTOEICの点数が上がらないわけないです。

音読が効果ある理由

語学学習では、

宣言的記憶手続き的記憶

という2つの記憶があります。

宣言的記憶というのは、いわゆる学校の先生が授業で教えてくれるような知識のことです。

関係代名詞は〜〜〜、とか、使役動詞は4つあって〜〜〜、みたいな、「頭の中に入っていて話せる」知識のこと。

手続的記憶というのは、何も考えずにできてしまうような動作や技能のことです。

例えば、自転車に乗るとき、僕たちはなんで自転車に乗れているのか、科学的な説明はできませんよね。

だけど、乗れる。身体が覚えているからです。手続的記憶はまたの名を非陳述記憶といいまして、要は「説明できないけどできてしまう」動作や技能のことなんですね。

なんでこんな話をしたかといいますと、これが音読に直結するからです。

日本人が英語を話せない、というのは、彼らの持っている知識が「宣言的記憶」だからなんです。

しゃべる前にいちいち頭の中で考えないといけないんですよ。だから瞬発力に劣りますし、自然な会話をするのはどうしても難しい。

つまり、英語、ひいては語学を習得するためには、その言語を「手続的記憶」によって話せるようにならないといけないんです。

頭で考える前に、口から言葉が出てくるようにする。

じゃあ、その練習はどうやってすればいいの?というところで、

音読が出てくるんですね!

音読は、ピアノの練習に例えるとわかりやすいです。

ある曲を引きたいと考えたとき、まずはじめに譜面を見て理解します。

でも、理解したからといって、引けるようになるとは限りません。

実際に何回も何回も、「体を動かす」ことによって、徐々に徐々に曲が引けるようになります。

練習していくうちに、無意識でできることが増えていきますよね。

最終的には、譜面を見なくても、スラスラと手が勝手に動くように

語学もこれと同じです。

英文法や単語を覚えただけでは、まだ「譜面」を理解した段階でしかありません

実際に使えるようになるには、その譜面で演奏しないといけないんですよ。

で、語学における譜面の演奏が、音読なんですね。

音読も、最初は負荷が大きいです。が、次第に慣れていきます。

繰り返し繰り返し練習していくことで、口が回るようになるし、英文が読んだ瞬間から理解できるようになる。

気づいたら、口から英語がバネじかけで飛び出すようになる

音読が大事な理由というのは、こういうことなんですね!

僕が英語の音読を3ヶ月しまくったことによって起こった変化

なんで僕がここまでして音読のことをプッシュしているかと言うと、それは音読の効果がエゲツないからにほかありません。

メリットがありすぎて、ここに書ききれない程なんですが、その中でも、特にこれはヤバイっ!というものを順に書いていきます。

3ヶ月で偏差値15アップ!

僕が初めて受けた高1の模試の英語の偏差値が50ぐらいでした。100点中40点ぐらい。

中学の時は英語が割とできていたこともあって、すっごいショックでした。

あまりにも悔しくて、悔しくて、それなら英語を得意科目にしてやろうと、そう決意したんですね。

英語の成績の上げ方を出会ったのが音読です。いやぁ本当に運が良かった。

英語の勉強を始めたのが8月ごろでした。

音読の効果を信じて、Z会の速読英単語をひたすらに音読しまくりました。

1つのユニットを、大体50回から100回は読んだと思います。おかげで、気づいたらそのうちの数個の文章を丸ごと覚えていたぐらい。

そして、11月に受けた模試では偏差値65を取ることに成功!

気づいたら単語帳を丸々覚えていた

上の話と関連しますが、

3ヶ月で速読英単語を数十周した結果、

単語を覚えようという意識もないにもかかわらず、

気づいたら、

本当に気づいたらなんですが、

速読英単語に乗っている単語を9割以上覚えていたんですよ。

これには?!?!?!?と衝撃を受けまして、音読やべえって思いましたね。

僕は暗記がキライなんですよ。単語暗記とかその最たる例。

なんですが、音読をしていると知らぬ間に英単語が覚えられます。これに味を占めまくった僕は、次々に英単語帳に手を出し、音読しまくって、単語帳を制覇しました。

リーディングの速度が劇的に伸びた

これもでかかったですね。

膨大な量の英語に接し、英語が英語で理解できるようになったことでリーディングの速度がめっちゃ上がりました。

例えば、学校の授業では3回の授業で1章終わるところを、1回の授業で4章読めるようになったり。授業スピードの12倍ですよ?!

僕はめんどくさがり屋なんですよ。

英語、というか語学の勉強って、文法、単語、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、と様々な要素が組み合わさっているじゃないですか。

僕は正直、まず文法を勉強して、次に単語を覚えて、そこからリーディングの練習をして…

なんてかったるくてやってられませんでした笑

今もそうですが笑

初めての模試でボコボコにされて、英語の勉強法を模索しまくっていた僕は、これだけやれば大丈夫、みたいな勉強法がないかなーと思っていました。

そのとき出会ったのが音読。

これが僕の人生を変えましたね。

僕みたいなものぐさな人間には、音読は最高であり最強の学習法ですよ。なんといったって、これさえやっとけばいいんですもん

英語が聞こえるようになった

初めての模試では「○▼※△☆▲※◎★●・・・・・・・・・・・・・!?」としか聞こえなかったリスニングが、

意味を持った言葉の羅列として聞こえるようになりました。

リスニングが上達するポイントはいくつかあるんですが、中でも”リエゾン”を攻略するのが鍵となってきます。

リエゾンというのは単語と単語の連結部分で音が変化する現象のことです。ちなみに海外では、リエゾンとは言わずリンキング(linking)と言うそうです。

例えば、put off、延期するという意味の熟語がありますが、

プット オフ

とは絶対に発音されません。

実際には、

プゥッろふ

と聞こえます。全然違うのがわかりますか?

putのtとoffのoが連結して発音されるために起きる現象なんです。

もはや全く別の発音と言っても過言ではありません。

で、このリエゾンを攻略するために最も効率がいいのが音読。

実際に音読をするときは、後述しますがシャドーイングという方法に従います。

要は、CDの音源についていきながら音読するってことです。

これをすることで、ネイティブが自然にしゃべる過程のどこでリエゾンが起きるのか、体感レベルで身につくんです。

リエゾンがわかれば英語は劇的に聞き取れるようになります。

音読をすることでリスニングができるようになるのにはこういった理由があるんです。

英語が英語で理解できるようになった

この感覚、今でこそ僕の中では当たり前になってますが、英語の勉強を始めた頃には考えられませんでした。

まず、返り読みをしないで英語を理解する、っていうのが意味不明な世界でした。

が、音読のおかげで英語を英語のまま理解できるようになりました。

おかげで英語をいくら読んでも疲れませんし、たまに英語で聞いたのか、日本語で聞いたのかわからなくなることがあります。

海外ドラマや洋画も英語字幕で見られるようになりますし、英語に触れるのに抵抗がなくなります。

英語が気づいたら口から出てくるようになった

音読をしていると、たまに、どこで覚えたんだ?!と自分に問いかけたくなるようなセリフが口から飛び出てくることがあります。

スポーツをやっていると、たまに、なにも考えていないのにすごいプレーができたりすることってありませんか?

もう一度再現しようとしても無理なんですが、たしかに自分の体は動いた、っていう。

この感覚に近いです。

音読をしまくっていると、口に動きが染み付いて、気づいたらそのフレーズを言っていた、なんてことが起こるようになります。

ちなみにこれは、英語が宣言的記憶から手続的記憶に変化していっているということなので、非常に良い傾向です。

最終目標は、英語を話しているという自覚なしに英語を話すこと。その道は長いですけどね。

学校の授業が楽勝になった

僕は、高1の11月頃にして、高校で習う英単語、および英文法を制覇してしまい、

そのおかげで学校の授業が余裕になりました。

単語テストも定期テストも、直前にパラーっと3分程度確認するだけで楽勝になります。

なんなら本当にノー勉でも大丈夫だったぐらい

これは高校生にはかなり嬉しいんじゃないでしょうか。

いくら使っても減らない貯金みたいなものです。

暇になった授業の時間中にさらに勉強して実力をつけたり、睡眠を取ったり、なんでもできます。夢が広がりますね!

英語が楽しくなった

何事も、できるけどキライ、なんてことは中々ないですよね。

英語だって、成績がめちゃめちゃ上がって、急に英語がわかるようになったら、きっと英語の楽しさに目覚めると思うんですよ。

実際僕は、英語の成績が上がってからは、英語の時間が楽しみで楽しみで仕方なかったです。

最近は、洋書を読んだり、海外ドラマや洋画を見ることにハマっています。

ある一定のレベルを超えると、英語力は英語に触れているだけで勝手に伸びていきます。

僕がTOEICで900点を超えた時は、TOEICの対策なんてしませんでした。ただひたすらに洋書を読んで、ネットフリックスで海外ドラマおもしれーなぁーって見まくってただけです。

この段階になると、もう、本当に楽しい。やばいっっすよ!

音読をするのに必要な英語力

音読したい教材を、日本語訳を見ながら理解できれば十分です!

音読する時はこれだけ意識すればOK

教材選びのコツ

あまり長すぎないもの、解説がしっかりしているもの。これらが一番大事。

500語のものを10回音読するより、100語のものを50回音読するほうが断然いいです。

僕のおすすめは、Z会の速読英単語シリーズ。もうこれが神すぎてヤバイ。

 

迷うならこれを買っとけと思いますね。

といいたいところなんですが、速読英単語シリーズはいかんせん解説があまりないです。

それで理解できる人は速読英単語シリーズにしておけば間違いないです。

少し不安な人は、東進の安河内先生の参考書がおすすめ。

解説が一単語一単語レベルでついているのってぐらい丁寧です。

音読するときの注意点

一番大事なことは、音読する教材は必ずCD付きのものにすることです。

まず英文をじっくり読みましょう。それから日本語訳と照らし合わせて理解する。

知らない単語があったら意味を調べる。

音読する前の準備はこんな感じです。

実際に音読する際に注意することは、一つだけ、

何も考えずに音読しないこと。ただの作業になってしまい、音読しているようで実力がつかないです。

日本語訳やイメージを思い浮かべながら(それが難しい人は音読の速度を下げましょう)音読しましょう。

特に慣れてくると、思考停止になりがちです。

そういうときは、1回黙読して意味が理解できているか確認するのがおすすめ。

音読のやり方

3つのやり方を紹介します。基本的には、通訳にでもなりたい場合を除いてここに書いてある方法で十二分です。

僕もこれから紹介するものしかやったことありません。が、大きな効果が得られました。

逆に、変に色々な音読の方法を試していると、集中力が分散しますし、成果自体も小さくなってしまいます。

大切なのは、何をやるかより何をやらないかです。

スラッシュリーディング、シャドーイング、リピーティングの3つがあります。

スラッシュリーディングは英文を1文1文返り読みして読んでしまう人に最初にやってもらう方法。

シャドーイングとリピーティングは、音読に慣れたら、もしくはスラッシュリーディングをしなくても普通に音読していけば英文の意味が取れるよ、という人向けです。

スラッシュリーディング

英文を返り読みしてしまう人はまずここからです。

1つのセンテンスを、複数の意味をもつブロックに分解して、それらを一つずつ読んでいく方法です。

やり方を解説します。

I like to play soccer with my friends.

という文があったとします。意味は「私は友達とサッカーをするのが好きだ」ですね。

それをこういうふうに分割します。

I like / to play soccer / with my friends./

3ブロックにわけました。この一つ一つのブロックを読んでいくんです。

そしてそれぞれのブロックを、返り読みせずに理解できるようになりましょう。

私は好き、サッカーをすることが、友達と

という感じです。

これをやるのに最適な参考書がありまして、さっきも紹介した東進の安河内先生の参考書です。

リピーティング

大層な名前がついていますが、要は繰り返し読むだけです。

CDを聞いてイメージをつけてから音読するのがおすすめ。

シャドーイング

CDの音声を聞いて、それを追いながら音読していく方法です。

まるで影(shadow)のように、音声についていくってことですね。

けっこう難しいです、がめっちゃ力がつきます。

徹底的に反復

音読で大事なのは、何回も何回も繰り返すことです。

10回や20回じゃ足りないです。一つの文章を、最低30回、できれば50回、100回と読みましょう。

そんなに何回も音読できないよ、と思われるかも知れませんが、意外と簡単にできますし、やっていくうちに楽しくなります。

例を挙げると、速読英単語の必修編は、英文が70個あって、その1つ1つが80語から200語ぐらいの長さです。

で、100語の文章って、CDだと30秒ぐらいしかかからないんですよ。

30回繰り返してもたったの15分。

ね?簡単でしょ?

こんなやり方はダメ

思考停止して、音読がただの作業になってしまうとアカンことになります。

たまに文章を黙読したり、日本語訳を読んでみたりして、自分が本当にこれを理解できているのか確認するようにしましょう。

英語の音読におすすめの参考書&アプリ

本当に最近は語学学習者にとっては天国のような世の中になってきています。

特に日本は英語の勉強するために必要な道具が、十分すぎるほど揃っています。

逆に言うと、便利なものがありすぎて、英語を学習する人は、どれをやればいいのかわからない状態だと思います。

だからこそ僕が、今まで使ってきた多くの参考書やアプリの中で、本当に必要なものだけを厳選しました。

これさえあれば十分です!

速読英単語

 

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