すべての悩みは量が解決する!英語多読を読んだ感想

こんにちは、現役理系早大生のスケです。

僕は多読多聴のおかげでTOEICで900点オーバーの点数を特に対策することなしに達成することができました。

僕にとっては今更なんですが、この前読んだ

すべての悩みは量が解決する!英語多読

 

という本が、英語学習においていかに多読が優れているかを説くのにめちゃめちゃ使えるなと思ったので紹介します。

僕が線を引いた箇所とそれに対する意見

線を引くというのは比喩です。

僕はこの本をkindleで読みました。ハイライトっていう機能を使うと、大事なところにマークできて、それを一括で見ることができます。

僕も本のレビューをするようになってからハイライトを使い始めたんですが、便利すぎてヤバイっす。

線を引いた箇所をまとめてくれて、しかもPDFとかエクセルのデータにまとめて、自分のメールアドレスに送れるんですよ?

レビューを書くのも、このハイライトした箇所をまとめて、それに感想とか意見を付け加えればいいだけなんで超楽。

ってわけで、ハイライトした箇所を引用して、それに対する僕の意見とか実体験を書いていきます!

日本は英語を勉強したい人であふれています。

そのほとんどの人は英語に苦手意識を抱き、それを解消しようとして努力してさらに落ち込み、時には傷ついて、それでもいつか英語を習得したいと考えていると言っていいでしょう。

これまで皆さんがやってきた英語学習はつらいものだったでしょう。

ほんとこれです。

みんな頑張り過ぎだと思います。もっと気楽にいこうぜ、楽しもうぜって言いたい。

努力をする、それ自体はものすごい大切であり大事だと思うけど、それ自体を楽しんでいる人には勝てませんよね。

好きこそ物の上手なれ

 

多読三原則です。

① 辞書は捨てる

② 分からないところは飛ばす

③ 自分に合わないと思ったら投げる

多読の際に超大事な3原則。

要はつらいこと、めんどくさいことに無理して向き合わなくていいんだよってことです。

自分が楽しめれば、それでオールオッケーなんですよ。それ以外のことは些事でしかない。

付け加えると、①の辞書は捨てる、というのはちょっと現代的ではないなと。

僕は多読をkindleでやることを推奨していますが、このkindleの何がいいかって、辞書機能が搭載されていて、わからない単語が出てきても1秒で意味が分かるんですよ!

今まで辞書をいちいち引いている人が見たら早すぎて腰抜かしますよw

なんで辞書は引くなっていうのが多読三原則にあるかと言うと、調べるのに時間を食うっていうのと、せっかく本の世界に没頭していたのにそれを邪魔されてストレスになるからなんですよ。

ですが、それも過去のこと。

kindleなら調べるのにかかる時間なんて一瞬ですから、気になったらどんどん調べていきましょう。

もちろん、わからない単語を片っ端から調べるのはいただけません。

必要に応じて、何回も見たけどどうしてもこの単語気になる…みたいなものに限って調べるとか、そういう自分ルールがあれば大丈夫です!

 

いつもバッグに多読用の薄い本を忍ばせるようになります。

それを、電車やバスの中や待つ間にさっと取り出して読む癖もつきます。

多読あるある。

ストーリーが気になりすぎて、スキマ時間で多読しまくるようになるというw

kindleはすっげえコンパクトなので、どこにでも持ち運べるし、どこでも開けます。

 

例えば中学校の3年間で3冊の検定教科書を使うわけですが、そこに登場する英語は約5000語(延べ)です。

同じく高校3年間では約2万5000語、受験期の問題集などは1冊当たり1万語として、5冊読んで約5万語となります。

そうすると、中学、高校の6年間で読む英語は約8万語

これ同意しすぎて首がもげそうになるぐらい頷きました。

学校の英語って圧倒的に量が不足してるんですよ。

ほんと遅すぎて泣けるw

300wordsぐらいの文章を3コマぐらいかけてやるというね。

入試だと20分ぐらいでやらされるのに、ですよ。

※この記事書いているときに、学校の英語の授業に対して言いたいことが止まらなくなってしまったので、別の記事で文句言いまくってますw

学校の英語の授業がクソすぎて本当にツラかった話。これじゃ日本人は英語できないわ

 

一般にペーパーバックの朗読は1分間に150語から180語くらいですから、10万語のペーパーバック全文を聞き終わるのに11時間以下ということになります。

読むにせよ、聴くにせよ、多読実践者の吸収速度は英語学習者の速度をはるかに超えるのです。

リーディング速度がバク上がりします。

僕の場合、高3の頃は100wpm(words per minute 1分間の読む文字数)ぐらい、多読を始めて数百万語読んだ浪人生の頃は150wpmぐらい。それから1年ぐらい経過した今は230wpmぐらいです。

とにかく早くなります。

この前友達とTOEICの話をしていて、僕がリーディングパートを15分ぐらい余らせて終わらせる話をしたら化物扱いされましたw

TOEICのリーディングパートは、そもそも時間内に終わらない人が大半ですからね。

といっても、ほんとにまだまだです。

上には上がいまくるので、そいつらを目指して英語力をもっともっと高めていきたい。

多読をすると英語の処理速度が上がるから、リスニングもできるようになるし、ちょっとしたスピーキングもできるようになるし、いいことづくめ。

 

多読で圧倒的な量を素早く吸収できるようになると、そのまま試験の点数にも成果が現れます。

試験に合わせた小手先、枝葉のテクニックじゃなくて、英語力という幹が成長しますからね。

どんな試験にも対応できるのも当然。

 

TOEICで準備なしに高得点が出た。

900点を超えたときは、ぶっつけ本番でした。

直前にAudibleでデール・カーネギーの人を動かすを英語で聴いていたぐらいですw

以前にTOEICを受けた時は、模試を何度かやったり、リスニング音源を聴いていたりしてましたけどね。

 

多読で成果が上がらない場合にほぼ共通していると思われるのは、「楽しんでいない」ことです。

僕も、多読を楽しんでいたら、いつの間にか英語の力がついていました。

 

多読は読むだけなのに、聴くことも話すこともできるようになります。

日本語ができるなら言葉の才能は十分です。つまり「語学の才能がない」から英語ができないのはなく、あなたが試した学習法が「特殊な才能を必要とする方法」だったことが原因なのです。

英語なんて言葉なんだ、こんなものやれば誰だってできるようになる!

という東進ハイスクールの安河内先生の名言を思い出しますね。

 

みんな一人一人が英語の樽を持っていると思ってみてください。

英語を読んだり聴いたりすることにより、その樽に英語が溜まっていきます。

話したり書いたりする時は、その樽から汲み出すのですね。

普通は、英語を読んだり聴いたりする量がそもそも大変少ないので、汲み出せる英語もごく限られています。

十分に英語が溜まってくれば、樽から溢れ出します。特に訓練などしなくても、話したり書いたりが楽になるのです。

いい例え。

多読をやってきた人とやっていない人では、そもそも英語に触れてきた量の桁が何個か違います。

10000あるうちの100しか出せなくても、100あるうちの40ぐらい出せる人よりに勝ってますよね。

 

Q:どうレベルを上げればいいですか?

A:レベルは上げるものではなく、上がるものです。

無理して頑張らなくていいんだよってことですね。

この心のもちようって、多読だけじゃなくて、受験勉強とか、仕事とか、趣味とか、人生における全てに成り立つと思うんですよねー。

 

Q:多読の際に実際には声を出していませんが、頭の中で音読してしまいます。大丈夫でしょうか?

A:問題ありません。

そもそも、日本語で書かれた本を読むときに、脳内で音読している方も結構いますよね。

なら英語でだって構わないのは当然。

ちなみに、英語でも日本語でも黙読をしなくても本が読めるようになると劇的に本を読むスピードが上がります。

 

こんな感じです!

予想以上に長くなってしまいました。

多読、本当に楽しいです。

なんですけど僕の周りに多読仲間いないんですよw

だからこそ多読人口を増やそうと思って情報発信しているわけです。

というわけで、以上です!

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