【もう暗記はするな?!】英単語を超簡単に覚えられるシンプルで最強のメソッド

こんにちは、TOEIC900点超えの純ジャパ早大生スケです。

英単語暗記、しんどいですよね。

僕は単純な暗記が一番苦手でした。なんというか、頭に入ってこないんですよね。

僕はTOEIC900点超えを大学一年のときに達成しましたが、昔はむしろ英語が一番苦手な科目でした。

初めて受けた模試でボロボロになって、そのあまりの悔しさのあまりに、

絶対に英語を一番の得意科目にしてやる

と決意しました。

そこから、情報を集めまくり、ついに英語の勉強法の勉強が終わりまして、実践に移ります。

当時は部活が忙しく、行きと帰りの電車の30分(もっと時間はあるんですが、疲れすぎて眠っちゃうんです)と、家に帰ってからの30分ぐらいしか勉強時間が確保できませんでした。

この細切れの時間をうまく使い、僕は3ヶ月で英単語を2000個暗記し、英語の偏差値を15上げることに成功しました。

超効率の良い勉強ができたと自負しています。

僕はこういうことがあって英語ができるようになったんですが、周りの友人たちを見ると、英単語の暗記、でつまづいている様子。

なぜ僕は3ヶ月で英単語を2000個覚えることができて、周りの人はできないんでしょうか。

僕が天才だから?

そうだったら嬉しいんですが、違いますねw

正しい方法を知っていたかどうか

これだけ。

知らないというのは恐ろしいことでして、気づかないうちに大損ぶっこいてたりするわけです。

だからこそ、みなさんに正しい英単語の覚え方を広めたい!、だからこそ今こうして記事を書いています。

では解説していきます!

英単語は英語を勉強する上での基礎である

人がものを覚える仕組み

どうやって人は物を覚えるのか、その仕組みを考えたことがありますか?

ぶっちゃけ、これを知らないで英単語の暗記に臨むのは自殺行為。

筋トレに例えると、筋肉をつけたいなら、筋トレをするだけじゃダメで、栄養学に基づいた食事をとらなければいけないんですよ。

ただ筋トレをするだけでは筋肉は大きくならないんです。

筋肉が肥大化する仕組みが理解できていないといけない。

 

つまり、英単語を覚えたいなら、

英単語帳をぱらぱらとめくるだけじゃダメなんですよ、筋トレをするだけじゃダメなのと同様に。

脳が物を覚える仕組みを知らなければいけないんです。

逆に言うと、

この仕組みが分かれば、

英語だけじゃなくありとあらゆるすべての勉強に応用ができます。

成果なんて余裕で出ます。

でもこれを知らない人ってけっこう多いんですよ、残念なことに。

学校では教えられないので、自分で調べて身に付けるしかありません。

だから知っている人とと知らない人で差が出るのも当たり前っちゃ当たり前。

というわけで脳科学的な観点から暗記の仕組みについて解説していきます

長期記憶と短期記憶

まず記憶は、超短期記憶と短期記憶と長期記憶の三つに分かれます

ここでは超短期記憶については解説しません

大事なのは、短期記憶と長期記憶の違い、そして短期記憶がどうやったら長期記憶に変わるのかという仕組みです。

人は物を忘れるようにできている

人は物を忘れるようにできています。

復習をしようと思って本を開いたら、この前勉強したのに全部忘れてるよってよくありますが、人間の仕組みとして当たり前なんです。

あなたの脳みそが生物学的に正しく作られていることに喜びましょう。

物を忘れるのは決してあなたの頭が悪いということではありません。

 

僕も早稲田大学という、世間的には頭がいい方の分類される大学に通っていますが、

全然暗記が得意じゃないです。

めちゃめちゃ忘れます。

新しい引っ越した先の住所も何回も忘れましたしw

数学の積分公式とか全然覚えられなくて困ってますw

で本題です。

人は物を忘れるようにできている。

ではなぜ、覚えている知識覚えていない知識に分かれるのか。

答えは単純で、

繰り返し触れているか否か

印象に残っているか否か

この二つ

これめっちゃ大事です

この二つを英単語の暗記に活かすと、単語を覚えるのがウソのように簡単になりますし、暗記しようとしなくても気づいたら覚えていられるようになります。

繰り返し触れる

反復しましょう。

暗記の王道。

基本的に物を覚えるためにはこれだけ。

 

ここで先ほどの短期記憶と長期記憶の違いというのが出てくるんですが、

まず一日勉強する

で、勉強した内容が脳内の海馬という場所に送られます

で海馬に蓄えられた知識が短期記憶。

その名の通り、短期的なんです。

この海馬が、必要な知識と不必要な知識を判別して、

前者を長期記憶に、後者を忘却するんですよ。

では前者と後者の違いとは何か。

 

人類が狩猟採集民族だった頃を考えてみてください

毎日リアルモンスターハンターじゃないですか

命がけで動物を捕まえて

食べる

そして寝る

それを繰り返しながら世界各地を移動するわけで、

いつ死んでもおかしくないような状況だったんですよ

脳の役割として必要なことは、生存に関わる知識を保存すること。

例えばこの種は毒があるとか、

この動物はこの辺りに出てくるとか、

そういう知識のことです。

こういう情報には、接触回数も当然多くなるはず。それだけ接触しているなら、生存するのに大事な情報なんだろうなと海馬が判断します。

大事だから長期記憶に蓄えよう、と考えるわけですね。

 

一回だけしか接触しない情報は、

おそらく生存には必要ありませんよね。

だから忘却しても OK だと海馬が判断するんです。こうやって僕たち人間は物を忘れていきます。

だからこそ暗記をするためには、

海馬を勘違いさせてやればいいんですよ。

これは生存に必要な情報だと海馬に認識させることが、効率良い暗記をするために必要。

そのためには、繰り返し同じ情報に触れてやればいい

ストーリー記憶

もう一つ脳が物を覚える仕組みとして大切なことがありまして、それがストーリー記憶。

 

要は体験です。

強く印象付けられているので、

一回だけしか触れなくても、覚えてしまうような強烈な情報のこと。

 

これを暗記に応用します

強烈な情報と言うと大げさなんですけど、

文脈で覚えろってことです。

つまり、結論から言うと、

文章の中で単語を覚えましょう。

これだけ。

例えば、retrieveという単語があるとします。取り出す、引き出すという意味の動詞です。

では、覚えてください!

って言われると難しいんですよ。

じゃあどうやって覚えるか。

ちょっと話がそれますが、

英単語を覚えたというのは、英単語が出てきた時にその意味を1秒以内にretrieveできる場合です。

retrieve a memory記憶を検索するという意味です。

英単語のmemoryを1秒以内にretrieveできれば、その単語は暗記したとみなしてよいです。

 

どうでしょうか。

retrieveの意味が覚えられたんではないでしょうか?

つまり、既知の情報の中に未知の情報を埋め込むことで、既知と未知を結びつける。

これが、ストーリー記憶、文脈で覚えるということです。

 

さっきのretrieveで言えば、memoryという単語と結びつけられましたよね。これだけで劇的に物を覚えるのが楽になる。

 

これの応用で、記憶にフックをかけるというのがありまして、超生活に役立つんです。

例えば、明日、ゴミ出しをしなきゃいけないとします。

いつもはその日がゴミ出しの日だということを忘れてしまいます。明日こそは、ゴミ出しをしなきゃいけない。

かといって、スマホにリマインダーをかけるのも面倒くさい。

そういう状況のときは、一つ、部屋の中に「奇妙な仕掛け」をしましょう。

普段は椅子はこの位置にあるんだけど、こっち側に動かすとか、なぜかティッシュが1枚だけ床に落ちているとか。

わかりやすいので、今回はティッシュが1枚、普段は綺麗にしているはずの床に落ちていたとします。

床に落ちたティッシュ=ゴミ出し、という認識をして寝ます。

翌日、ベッドから起きると、床にティッシュが落ちていることに気づきます。

あれ、なんでティッシュが落ちているんだろう???

…あ、そうだ。今日はゴミ出しをしなきゃいけないんだ!

とティッシュとゴミ出しが結びつくんです。

 

これかなり強力な方法でして、超使えます!

英単語暗記実践編

では英単語暗記の実践編に移ります

下準備・マインドセット編と

実践編に分かれます。

どちらもものすごく大切。

下準備・マインドセット編

まず発音を学べ(飛ばしても可)

発音を学びましょう。

なぜ発音を学ぶのか。

それは、英単語の発音記号を見たときに発音の仕方が分かると、暗記がだいぶやりやすくなるから。

加えて、発音ができると、わざわざ英単語のスペルを暗記する必要がなくなります。

なぜかって発音の仕方から、なんとなくこういうスペルじゃないのかなぁと推測できるからです。

僕が高校の時には、

紙に英単語をひたすらに書き連ねている人がいました。

ぶっちゃけこれ何の意味もないです。ただの作業じゃないですか。全く脳が動いていませんし、何も効果が出ないです。

この記事を読んでいる人で、まだ英単語を紙に書いていたら、金輪際一切やめましょう!

 

発音記号を学ぶと良いに越したことはありませんが、

CDで正しい発音を聞けるならこの段階はスキップしていいです。

CD で聞いた音声を真似して発音すればオッケー。

英単語は座りながら勉強するな

英語の成績が上がらない人って机の上で英語を勉強してるんですよ。

そうじゃないだろうと。

英語というのは数学や理科や社会とは異なっていまして、

口とか耳とか五感を使います。これって体育とか音楽と一緒なんですよ。

英語は特殊な教科でして、数学や社会のような脳みその知識と、体育や音楽のような身体的な動作

の二つが組み合わさっているんです。

で何が言いたいかといいますと、

座りながら物を覚えようとすると頭が働きません。

暗記のしようとしても、したつもりになっていて、結局身につきません。

僕はこの記事の冒頭で、3ヶ月で偏差値を15上げたと書きましたが、

その時は

通学の電車の中で座って、英文を読み日本語文と照らし合わせる精読をし、

家に帰ってからは部屋を歩き回りながら音読していました。

机の上での勉強なんて一切やっていないです。

最初はCDを聞いて何回か軽く聴いてみる

まず最初は CD を何回か聞いてみましょう。リラックスして特に暗記しようとか思わずに聞き流す。

これによって脳内に記憶の下地ができます。

農業で言うと、畑を耕す状態ですね。

後で種を蒔くときに芽が出やすくなります。

英単語の暗記はするな?

精神論的な話になるんですがすごい大事なことで、

英単語は頑張って暗記しようとはしないでください。

まあ気づいたら覚えてるっしょ的なノリでお気楽に構えましょう。

なぜかといいますと、暗記しようという意識が働くと、

もし暗記ができなかった時にショックだからです。

自己肯定感が低下します。

それが実際に勉強のパフォーマンスを下げるんですよ。

だからこそ楽観的になってください。

Be optimisticです。

僕が3ヶ月で2000語を覚えたときも、頑張って覚えようなんて考えていませんでした

ただ音読しているうちに覚えてるだろうと。

完璧にしなくても全然OK

英単語帳を全部完璧に覚えなくてもいいんですよ。

とりあえず大体でいいんです大体で。

8割ぐらい覚えれば上々で、9割覚えれば最高。

それ以降はやりたいならやる、めんどくさいなら飛ばしましょう。

僕もかなり適当でした。いちいち細かいことなんてやってられないですよねー。

自分をいかに追い詰めないか、楽な方向に持っていくか、かといって勉強はサボらずに効率よくできるか。

超大事。

英単語帳のやり方

英単語→文章→発音→イメージの順

では実際に英単語帳のやり方について解説していきます。

と言いつつ、ものすごいシンプル。

まず英単語を見ます。

意味を確認します。

発音します。

例文を読んで日本語と照らし合わせ、イメージを思い浮かべましょう。

 

これだけです。

このサイクルを、一単語あたり数十秒で回していく。

とにかく暗記しようとせずに。いかにこのサイクルを回すかどうかに注力しましょう。

慣れてきたら、文章をスキップして、

単語を見る

発音

意味を想起

の3プロセスで、1単語にかける時間は数秒にしましょう。

英単語帳を分割して1つずつ仕上げていく

英単語帳を何個かに分類します。

目安としては、

分割したうちの一個を一周するのにかかる時間が3日ぐらいになるように。

この3日というのは絶対ではないんですが、エビングハウスの忘却曲線を考えた時には3日ぐらいがちょうどいいのかなと。

ここらへんは各自で調整して下さい。

一つのまとまりを終わらせましょう。

最初は一まとまりを一周するのに3日ぐらいかかるんですが、

2周目3周目と回数を重ねていくにつれ、

だんだんと必要な時間が短くなっていきます。

これが超気持ちいいですよ。

毎回毎回自分と勝負しているような感覚で

タイムが縮まっていくのが快感になってくる。

単語を見たらぱっとイメージと意味が出てくるまで一まとまりをやりこんだら、次のまとまりに移りましょう。

次のまとまりでも同じことをします。終わったら、一個前のまとまりを復習し、今度は3個目のまとまりを覚えましょう。

3個目が終わったら、今度は1個目と2個目のまとまりを復習します。

といっても復習にかかる時間は、かなり短縮されているので、1日もかからないはずです。

こうやって、3歩進んだら2歩下がる的な方式で、尺取り虫みたいに何回も何回も同じところを繰り返しながらすすめていきましょう。

徐々に復習の間隔をあけていくと、自然に短期記憶が長期記憶に移っていきます。

とにかく反復、反復、反復

何回も何回もやりこみましょう。最低30回、できれば100周以上するつもりで徹底的にやり込みます。

これだけ。

英単語を覚えるのに超おすすめの参考書

おすすめ英単語帳

システム英単語

今回の記事の方法に完璧に乗っ取るならシステム英単語が最もやりやすいです。

ミニマルフレーズが強い。これのおかげで、文脈で覚える手間がだいぶ減ります。

速読英単語

僕が実際に使って3ヶ月で偏差値を15上げた神参考書。

本当はこれだけ紹介したかったんですが、ここで紹介した方法にちょっとアレンジを加えないといけないのでシステム英単語も紹介した次第です。

この記事で紹介した方法は、僕の速読英単語での成功体験をどんな英単語帳でも適用できるようにしたものです。

 

おすすめ参考書

英語耳

発音を勉強しろ、と書きましたが、発音を勉強するのに超おすすめの参考書です。神本。

 

 

 

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