理系大学生が勉強期間1ヶ月でTOEFL90点超えをしましたァ!!!

こんにちはスケです。

この度、TOEFL iBTで93点を達成しました。

【GW10日間チャレンジ】TOEFLのために単語帳を一冊仕上げます!【宣言】

 

以前、こういう記事だったり動画だったりを公開しました。

TOEFLの勉強を開始したのが、2019年のGWの初日。で、TOEFLを受けたのが同年の6月1日。

勉強期間約1ヶ月で93点をゲッチュしました☆

というわけで、今回は、僕がTOEFL iBTに向けてどのように対策したのか、実際に受けてみた感想、コツ、ノウハウ、などいろいろをまとめていきます。

TOEFLの勉強を開始する前の英語力

はい、やっぱりこれが皆さん一番気になるのではないかなと。1ヶ月の勉強期間といっても、もともとの英語力が高いならそりゃそうだろとなりますし、中学英語レベルだったなら、一体全体どんな魔法を使ったんだ?となりますよね。

それを踏まえた上での僕がTOEFLを受ける前の英語力なんですが、TOEICでは925点を取ったことがあります。

ちょっ!痛っっ!

石投げないでください!

 

僕は今早稲田大学の二年生なんですが、1年生の冬に大学から無理やり受けさせられたTOEICで900点を超えて、それから約五ヶ月経過して現在に至るといったところです。

とはいっても、ガッツリTOEICの対策をしたとかそういうわけではなくて、浪人していた頃に多読とか海外ドラマ・洋画にドハマリして、貪りまくってたらいつの間にか点数がパコーンと上がっていた、という感じです。

僕が多読に出会って人生変わった話はこっちの記事に書いてあります。

高1のとき英語が壊滅的だった僕がTOEICで925点を取るまでの軌跡

というわけで、正直に申し上げておくと、この記事は、英語力0の状態から1ヶ月で大逆転しました的なサクセスストーリーというよりは、ちゃんとした英語力の土台があったらTOEFLでもTOEICでもちょっと対策すれば高得点とれるよって話です。

とはいえ僕も昔は英語が壊滅的にできなくてですね、高校一年生の頃は模試で足を引っ張っている科目ナンバーワンだったんですけどね。

なんもわからなかったです。最初は。

そこから一念発起して英語の正しい勉強法を学び、実践していったらいつの間にか英語が超得意&大好きになって、大学受験では勝負科目にまで成長していきました。

ここらへんの話は全部↑のリンク記事に書いてあります。

TOEFLを受けるに至った経緯

はい、ではなぜ僕がTOEFLを受けたのかといいますと、単純に留学のために必要だったからです!

この記事を書いている2019年の6月ではまだ留学するかどうか未確定なんですが、ちょっとアメリカに留学したいなぁと最近強く思うようになってきまして

それで調べてみると、実は留学にはGPAが一番大事とか、教授の推薦状が必要とか、単位の変換とか、知らないことが山ほどでてきました。

で、TOEFLもしくはIELSを受けることが必須になっていまして。

とりあえずTOEFLで80点以上出せば、留学には行けそうということで、僕のベンチマークが決まりました。目標は80点超え。

あわよくば100点取れないかなぁーなんて思ったりもしましたし、狙ってました。

TOEFL100点超えで行ける大学って、アイビーリーグとかMITなんですね。ハーバード、ボストン、イェール、などなど

が、しかし。

僕のGPAではもうどうやってもそこに行けるだけの成績は無理ということで(だってGPA3台後半とかもう無理ですw)、まあ80は最低ラインとして、90超えれば御の字かなぁと。

僕が留学について真剣に考え始めたのが4月ごろ。で、TOEFL を6月1日に受けることになったので、じゃあGWから勉強始めたらいいやん!って感じでTOEFLの対策をはじめました。

TOEFLのために何をどのように勉強したか

敵を知り己を知れば百戦危うからず、ということで、TOEFLの受験日が決まったその次に僕がやったことは、TOEFLについてのリサーチです。

どういう参考書を使えばいいのか。そもそもTOEFLとはどういう試験なのか。

ネット上で高得点を取っている方のブログを読みあさり、情報を集め、それから勉強を開始しました。

とはいえ、小手先の英語力には興味がありません。例えばTOEICなんかでは、英語力とは別に試験テクニックみたいなもので数十点上積みするのは楽勝なんですが、そんなので点を稼いでも意味がない。(TOEICだと例えば、リスニングパートの短答3択では、最初の疑問詞を聞き取れば後は答えられるとか、周りの人のペンが動いたときが答えとか)

TOEFLはそういう小手先のテクニックはほとんど通用しなさそうな試験でしたが。

僕のTOEFL攻略法

僕が先程ディスっていた試験テクニックに最も近いのが、この攻略法かもしれません。

すなわち、どこで点を稼ぎ、どこで失点を抑えるかの戦略。

まあさすがにこれぐらいは決めとかないとね、どうしようもないですよね。

TOEFLはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4パート、各30点、合計120点の試験であることは、この記事にたどり着いた皆様には周知の事実だと思われます。

過去問を解いていく中で、リーディング&リスニングにはかなりの手応えを感じました。が、スピーキングさっぱりできねぇぇええええーーーーーって感じ。

というわけで、各分野の目標得点は、R: 27点、L: 28点、S: 21点、W: 24点の計100点。(はい、あれだけ100点は目指さないでいいやとか言っておきながら目標はちゃっかり100点にしてました)

使用した教材

TOEFL 3800

いろいろなサイトを見てきましたが、ほぼすべてのサイトでおすすめされていたのがこの参考書。

TOEFLはボキャブラで勝負決まります。いや、まじで。

TOEFLには、自然科学、人文、大学で学ぶ学問における専門用語がとにかくたくさんでてきます。

そりゃあそうですよね。TOEFLは留学生のために試験なので。

僕は長いものには巻かれろ派で、とりあえずみんな使ってんだからこの単語帳でいいじゃんっていうライトな感じでこのTOEFL3800に決めました。

実際使ってみた感想としては、

単語帳に書いてある単語が試験で出てくる率が鬼のように高い

です。ちょっとビビるぐらいの頻度。

僕はGWをとにかくこの単語帳を覚えることだけに使いました。

で、残りの約三週間で過去問をやりつつ徐々に仕上げていけばいいかなという考えのもとに。

計画通りに勉強が進んで、よっしゃ単語帳も大体覚えたし、早速やってみるかと。

リーディングの一題目の文章がコケ(lichen)についての文章で、あ、これ進研ゼミでやったやつだ現象が発生しましたよね。

いや、的中率高すぎかと。

そんなわけで、やっぱりTOEFL高得点の方々がこぞってすすめるのには訳がありました。超頻出の単語のオンパレードです。

よっぽどのへそ曲がりでない限り、この単語帳を使っておけば間違いないかと。

この単語帳、RANK1, 2, 3, 4と別れているんですが、僕は4まで覚えました。

よく、RANK3まででいいとか、4までやるべきだとか議論が起こるんですが、僕のスタンスとしては、80点までなら覚えないでよし。その先を目指すなら4まで覚えるべし、という感じです。

やっぱり安定度が違ってきますからね。

ETSのTOEFL公式問題集

その次はこれ。やっぱり公式問題集ははずせません!

全部で3回分、解答解説付きです。付属のCDを使うと、パソコンで実際のTOEFL iBTの形式にそって演習ができます。ぜひともこれは一度でいいからやっておきたい。

あと結構でかいなと思ったのが、スピーキング。実際の受験者の解答があるところ。これは流暢だから加点とか、もごもごしてるから減点とか、そういう判断基準がわかったのがすごい助かりました。

あーなんかスピーキングって超ペラペラじゃないとダメなのかなぁーとかCDを聞く前は怯えていたんですが、意外と求められるレベルはそこまで高くない、というか手の(口の?)届かない領域ではないなぁと。

まあ僕はスピーキング21点だったので偉そうなことはいえませんがw

 

TPO

はい、TOEFLの三種の神器、最後がこれです。

https://toeflv3.kmf.com

中国のサイトなんですが、要はTOEFLの過去問が無料で解けるよってやつ。

僕はこれをやりまくりました。ありがたいことこの上ないです。

問題を解く

答え合わせ・知らない単語を単語帳に登録

復習

次の問題

のサイクルをひたすらに繰り返しました。

勉強法

まあ、特に珍しいものはないですね。

リーディング・スピーキングだったら、問題を解いて、答え合わせして、知らない単語があったら覚えて、復習、ってサイクルをひたすらに繰り返す

ライティングだったら、まずはテンプレを作る。で、テンプレをつかって文章を書いてみる。で、もし可能なら、ネイティブスピーカーにチェックしてもらう。

スピーキングだったら、ライティングと同じことを今度は喋ってやると。

とまあこれが理想です。

僕の場合は時間が1ヶ月と短かったことと面倒くさがり屋ということもあって、リーディングとスピーキングはちゃんとやりましたけど、後の二つはテンプレだけ使えるようにして、後は野となれ山となれといったレベルのことしかやりませんでした。

一応スピーキングの練習として瞬間英作文とかはやりましたけどね。それだけ。

ライティングは、なんかできそうな気がしたのでスルーしましたw。多読をやりまくっていたことが功を奏しましたね。

大切な心構え

この心構えが実は超大事で、ホントは5000文字とか、10分ぐらい話しをしたいところです。

骨子となるところだけ書きますと、

そもそも、僕らがTOEFLを受ける目的はなんでしょうか?

ドヤるため?

TOEFLの先生になるため?

違いますよね。留学するためですよね。(TOEFLの先生になるような人はこんなブログなんて見ないでしょ笑)

ぶっちゃけ、スピーキングができないなら、できないでいいんですよね。

致命的なロスさえしなければ。想定の範囲内なら。

僕らが「英語を話す」と聞いてイメージする「スピーキング」と、TOEFLの「スピーキング」は似て非なるものです。

留学して英語が話せるようになりたい、とお考えの方は、

多岐にわたる分野の中から一つお題を決められても、即興で当意即妙の答えを滔々とよどみなくしゃべる

みたいなものを理想像としてかがげているはず。

なんですけど、これって、いくらTOEFLのスピーキング対策をしてもできるようにならないことなんですね。

現地で数ヶ月から数年、同じ釜の飯を食い、議論を戦わせ、学問を修め、様々な人と交流していくことで身につくものでしょう。

というかそもそも、即興でペラペラとしゃべる、これが日本語でできますかって話。

今日の一日について喋って、と言われたらスラスラと話せる人も、トランプ大統領の政策についてはどう思うかとか、ビッグバンの前には何が存在したのかとか、存在と時間についての考えを述べよとか、そういうことを聞かれたら、全然しゃべれない、って人が多いと思うんですよ。

僕も、いざそんなことを聞かれたら、えーうーーあーー、みたいなことしか口から出てこないです。

だからですね、完璧主義を目指す必要なんてなくて。

特にスピーキングはその最たる例ですよね。別に日本にいるときに必死こいてやらなくても、現地にいったらいやでも死ぬ気で話そうとしますよね。

そうなったらスピーキング力はグングン伸びていきます。あっという間に喋れるようになる。

完璧に準備できるなんてことは世の中に存在しなくてですね、いつもいつも、あーもっと時間があればなぁと思ってしまうことばかりなんですわ。

 

https://news.stanford.edu/2019/06/16/remarks-tim-cook-2019-stanford-commencement/

上の動画は、AppleのCEOであるティム・クック(2019年6月現在)のスタンフォード大学卒業式でのスピーチです。(ちなみにリンク先は、スピーチの全文)

スピーチの

You won’t be ready.

というセリフが超印象に残っています。

大事なときになると、あれもやっていたらこれもやっていたらと、毎回のように思うんですが、これって、どんなに頑張っても避けられない現象なんですよね。

テストのときはもっと勉強しておけばよかったと思いますし、プレゼンのときはもっと何回も練習しておけばよかったと、サッカーの大事な試合の時には、なんでもっと練習しておけばよかったんだと、とにかく後悔しまくってきました。僕は。

で、話を戻すと、だからこそ、TOEFLのためにスピーキングめっちゃやらないとヤバイとか、そういうことはなくて。

スライディングでなんとか通るギリギリのスコアを獲得さえしてしまえば、後は現地に行ってからなります。人間、火事場の馬鹿力といいますか、窮鼠猫を噛むといいますか、追いつめられたときにこそ本当の能力を発揮するものですよね。

なんとなーくダラダラとスピーキングの練習をしててもつまらないですし、なんか伸びてる実感がわかないですよね。僕はそうでした。

なので、スピーキングはそこそこでいいやと。話せないとヤバイ状態になったらやればいいやって思ったんですよ。

まあそんないい加減な僕でも、TOEFLで90点を取ることができたのは、ひとえに多読&海外ドラマのおかげです。

いや、まじで人生変わりましたね僕は。それぐらい重要な出会いでした。

なんといったって楽しいですからね。最高です。

TOEFLを受けてみてのぶっちゃけの感想

目指すレベルにもよりますが、スピーキング・ライティングが穴でも高得点は取れます。

特に日本人は、リーディング&リスニングで点を取りやすいので、ここでガッツリ稼いでおけば、後は適当でもOKという。

僕はTOEFLを受ける前はけっこうビビってました。いくらTOEICで900点取ったからって、TOEFLはそんなに甘くないんじゃねーのって。

ですがそれは杞憂だったんですね。

何回もいいますが、本当に多読は最高です

TOEICやTOEFLの対策を必死こいてやるよりは、好きな洋書を一冊読むほうがはるかに実りあるものになるはずですし、なんといったって楽しい。

努力しているものは楽しんでいるものに勝てない、などといいますが、英語学習においてもそれは成り立ちます。

僕は浪人していた頃、受験勉強そっちのけで洋書を一日8時間ぐらい読んでいた時期が数ヶ月ありましたが、くっそ楽しかったです。

まあ逆に言うと、受験勉強がつまらなすぎてできなくなってしまったんですが笑

それでも早慶上智の理工学部には全部受かりました。多読様様です。

TOEFLの記事なのか多読の記事なのか混乱してきましたが、僕が伝えたかったことはこういうことです。

というわけで以上!

 

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