フィリピンの大学に留学中の女子大生が一日のスケジュールを徹底公開!

こんにちは!フィリピンの大学ライターのひよこです!

近年、フィリピンの留学は注目が集まっていますよね!

しかし、

・大学ってどのような感じで授業が行われるの?

・フィリピンの大学の雰囲気について知りたい

・実際、いくつくらい授業を取っているの?

 

と不安を抱えている人も多いのでは?

 

そこで、今回は

・フィリピン大学の授業内容

・フィリピン大学の授業数

・授業時間

・1日のスケジュール

に分けて話していきたいと思います!

 

フィリピン大学の授業内容について

日本と違い、フィリピンの大学では

・クラスの生徒は日本より少なく、グループでの作業が多い

・パワーポイントでの発表が多い

・課題が多い

・小テスト実施

ことが特徴です。1つ1つ説明していきましょう!

クラスの生徒は日本より少なく、グループでの作業が多い

勿論、日本の大学のように先生が1人で話し、座学タイプの授業もあります。しかし、フィリピンでは1つの授業に生徒数は多くても50人程度で、日本の大学によくある大講義室での授業はほとんど見られません。

また、教室の広さは大体中学校~高校の教室の広さであることが一般的で、隣の人との距離も近いことが特徴です。

おまけに、日本のような長机はなく、1人用の机はありますが、机のスペースがとても小さいため、あまりものを置くことはできません。

 

一方でグループ学習では、1つの課題に4~6人程度の人数で取り組みます。

例えば私の場合ですと、ツアーの組み方や料金設定を行う授業を履修していましたが、ツアーパッケージの日程や旅行料金の決め方をグループで話し合って決めていきました。

また、そのために授業時間外の時間を使って集まったり、メッセンジャーで話し合いを行ったりしました。

時には夜中までやり取りをすることもありましたが、そこで英語力を鍛えられることができました。

 

パワーポイントで発表する授業が多い

私が観光学で取っていた授業はどの授業もパワーポイントでの発表がありました。

日本だとパワーポイントで発表する授業はゼミ等の少人数の講義が一般的で、また日本の授業は通常講義を受けて、テスト又は期末レポートを提出するパターンが多いと思いますが、フィリピンではそれらに加えてパワーポイントでの発表を義務付ける授業が多いです。

しかも、メモを見ることは禁止されており、暗記する必要もありました。

課題が多い

フィリピンの大学では課題も毎回出されます。

レポートや調べ学習が一般的で、予習・復習に加えて行うため、とても大変です。すべて英語で行われるため、英語をしっかり勉強しておかないとかなりきついです。

小テスト実施

フィリピンでは時々、授業のはじめまたは終わりに小テストを実施しています。前回の授業に関するものが多いですが、やはり復習は必要です。

 

フィリピン大学の授業数、授業時間について

フィリピンの大学では、日本と同じように様々な学部の授業がありますし、自分で好きな授業を選ぶことは十分に可能です。

日本人になかでも人気なのは「開発学」や「コミュニティ開発学」の授業。

フィリピンは発展途上国で、貧困問題も東南アジア諸国の中でも深刻です。絶対貧困率が25%ともいわれています。

他にも日本人留学生が受講している授業の例としては

  • 文化人類学
  • 観光学
  • 政治学
  • 教育学
  • 英語学
  • 農学

等が挙げられます!やはり文系の科目を受講している学生さんも多いですが、フィリピンは稲作が盛んであるため、稲作を学びに来ている学生さんも何人かいらっしゃいます!

また、フィリピンに留学している学生は、大学の授業以外にも、空き時間や休日にインターンシップやボランティアに参加したり、英語やタガログ語の語学学校に通ったりする人が多いです。

そのため授業数も3~4つくらいしか取らない学生が多いです。

私は交換留学の他にも、ボランティアを行ったり、語学の勉強に充てていったりしたいと考えていたため4つしかとっていません。

また、単位互換ができ、かつ4年で卒業したい人は単位をかなり履修しています。

授業を選ぶ数としてのポイントは

  • 単位互換を行って少しでも卒業に近づけたいか
  • 大学以外で行いたい活動はないか
  • 自分の語学力

の3つです。

一方で、現地にいる学生や正規留学生は8つ~9つの授業を取っているとのこと。

基本1つの科目が週2回行われているため、日本の大学に例えると、16~18個取っているともいえるでしょう。

フィリピンは、日本の大学とは違い、1つの科目に対して90分週2回、または60分週3回と複数回にわたって授業が実施されます。

また、土曜日・日曜日に授業を行うことも珍しくなく、実際に土曜日に学校に行く人もいますし、自分の大学は日曜日の授業は卒業研究のクラスがあります。

 

学校に通う頻度の例として

クラスメイトA

週4日学校へ登校

・月、木曜日 9:00~19:30(空きコマあり)授業数 5つ

・火、金曜日 7:30~13:30 4つ

 

このように、朝は1番早い授業で7時30分から

夜は1番遅い授業で21時に終了します!!

 

なぜ、日本の大学より授業が早く始まり、遅く終わるかというと、フィリピンは現在とても人口増加率が著しく、小学校の授業は2部制(午前の部・午後の部)に分けて実施しているんです!

しかしそれでも足りない地域もあります。そのため授業の数がやむを得ず多くなるのかもしれませんね。

教職員も朝早くから夜遅くまで授業を行っているため大変そうです…。

フィリピンの大学について補足

出席について

自分の大学では、授業の出席もきちんと行っています。氏名とサインを書いて隣の人に回していくスタイルです。だから代弁はできません!(笑)きちんと授業には出席しましょう!

筆記用具について

基本、ノートを取るときもテストを受ける時も「ペン」を使っています。シャープペンシルや鉛筆は使いません。間違えたら修正液か二重線を引いて訂正を行っています。

休み時間について

昼休みが1時間半ほどありますが、日本の大学のような10分休みはありません。そのため、移動時間は授業の前後に行っています。

複数の学部を受講する生徒は移動をするため、休み時間がないのはきついですが、遅刻をしても怒られることはなく、授業を受けることができます。

制服がある

フィリピンの大学のほとんどは制服があります。私は留学生なので着用の義務はなかったですがほとんどの学生は制服を着ていました。

急な「休講」

フィリピンの大学ではよく「休講」になります。教授の都合だったり、台風の影響だったりが多いですが当日に休講になることのほうが多いです。

1日のスケジュール

ある日の1日①

7:30 起床

私は学生寮に住んでおり、朝は大体この時間に起床しています。

8:00 朝ごはん

寮にはキッチンがないため、3食とも学校近くの食堂でご飯を食べています。

1食40ペソ(約80円)前後から食べることができます!また、近くにジョリビーというフィリピン人気のファーストフード店があるためそちらでも時々食べています。

9:00~授業スタート

この日はメインキャンパスでは無く、分校で

・ツアーの見積もりとパッケージ作成方法

・ツアーガイド

・観光調査

という授業でした。

メインキャンパスに行くときは、普段はトライシクルという乗り物で通学しています。

1人あたり8ペソから乗ることができ、最大5人乗ることができる便利な乗り物です。

5人も載っているときは中が窮屈ですが…

 

9:00~10:30 

この授業ではツアーパッケージの作成方法やツアーの見積もり方法を学習したり、グループでテーマに沿ったツアーの組み方をプレゼンテーションで発表したり授業になっています。時々電卓を使うこともあります。

10:30~1:30 フリータイム

この3時間は授業がないため、クラスメイトと雑談したり、おひるごはんを食べたり、寮に戻って昼寝をしたりしています。お昼ご飯は学校近くの食堂でクラスメイトと食べることが多いです。

 

1:30~4:30

午後の授業がスタート!

午後の授業では

ツアーガイドについて

ツアーガイドでは、実際に観光案内をするつもりで一人一人が与えられたテーマでパワーポイントを使って発表します。

テーマはフィリピン国内の観光地で、1日のツアープランを立て発表します。またメモを見るのは禁止されいるため、暗記して発表することが必要です。

ツアーガイドのように観光客やお客様に話すように発表を行います。

1人1人、フィリピンの有名な観光地を発表していくため、の良さを話すというような授業で聞いているとなかなか面白いです。また、発表の後は教授からフィードバックやコメントをもらいます。

観光調査

観光調査では、授業の時間ではグループとの話し合いが基本的ですが、授業以外の時間を使って観光客にアンケートやインタビュー調査も行ったりしました。

旅行に使う金額や旅行で何を重視するかのアンケートを取り、最終的にはグループで発表しました。

17:00 夜ごはん

18:00 帰宅

家に帰ってからは、課題をしたり、日本の友達と連絡を取ったりしています。また、学校帰りにショッピングモールにクラスメイトと出かけることもあります。

休日について

休日はNPOの活動に参加したり、ショッピングを楽しんだりしています。

NPOの活動では貧困支援を行っている団体で活動しています。

フィリピンは貧富の差がとても激しく、大学周辺にはストリートチルドレンや物乞いを行っている子どももよく見かけます。

一方ショッピングではフィリピンには大型ショッピングモール「SM」が各地に出店してあり、十分にショッピングや食事を楽しむことができます。また、日本食レストランもSMの中にあるので日本食が恋しくなったらその中で食べることができます。

私のお勧めは、マカティにある「レガスピサンデーマーケット」

質の高い商品やオーガニック食材を使った料理がたくさんあり、また日本人や外国人観光客も多く訪れる、お勧めの買い物スポットです!

いかがでしたか?

少しでもフィリピンの大学の様子がイメージ出来たら嬉しいです!

ひよこ

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