こんにちは!ひよこです!
マニラでの留学生活6か月経ちましたので、留学の成果、また成果を上げるために必要なこと伝えていきます
Contents
そもそもどんな留学をしていたのか
私は、交換留学+ボランティアという形式で留学をしていました
・交換留学
現地の大学生に交じって授業を受ける。週に3回
貧困支援を行っているNPOでボランティアを行う。週に2回程度
そんな私がどのように変わっていったのか紹介します!
語学力編
留学前
日常会話レベルまでなら何とかこなせるレベルでした。しかし、「Pardon?」と聞き返すことも多かったですし、難しい単語や専門用語はわかりませんでした。
留学1,2か月経過
自己紹介はスムーズに行われ、会話をしていきますが途中から何を言っているのか分からなくなる。
特にフィリピン人では英語で話しているときも「Ano(英語でwhat)」とタガログ語を挟んでくるので最初の方は余計にわからなかったです。
また、大学の授業に関する手続き(検尿、検便、移民局でビザの更新)について説明された時も何を言っているのか分かりませんでした。
結局、日本人留学生に訳してもらいました…
更に、授業では自分から発言することもなく、宿題、課題についても聞き取ることができませんでした…。
おかげで宿題提出の日に私だけ提出できない、そもそも宿題あったの!?と驚いたこともありました。
留学6か月目
日常会話は問題なく行うことができ、ビジネス、授業で使う英語が大分わかるようになりました。
また、教授から質問されたことについても答えることができるようになり、自ら発言することもできるようになりました!
あとは宿題についてもきちんと理解できるようになりました!
海外留学で語学力をあげるポイント
語学力をあげるポイントとしては
日本人同士で固まらない
私が留学していた大学は日本人がほとんどいなかったので日本人同士で固まることがありませんでした。
しかし、他大学に留学していた友人に話を聞くと、大学の寮が留学生専用の寮であったことやフィリピン人学生との交流がなかなかなく、日本人で固まることが多いと話していました。
勿論、日本人同士で固まることは決して悪いことではありません。
しかし、日本人といるとどうしても「日本語」ばかり使ってしまいます。せっかくの留学なのに日本語だらけの会話になったら悲しいですよね。
そのため、授業でフィリピン人の友達を作ること、フィリピン人のコミュニティに入ることをお勧めします!
特に、可能であればフィリピンの友達の家にお邪魔しましょう!
フィリピンは家族を第一に大切にしています!そのため家族とも仲良くできますし実際に私はそれで仲良くなりました!
参考書を1,2冊持ってきておく、又はアプリでダウンロードする
英語で理解するよりもあらかじめ日本語で理解したほうが頭により入りやすいと思います。
しかし何冊も持っていくのは荷物がかさばるので1,2冊自分がよく使うものを持っていくとよいでしょう!
また、お勧めとしては「CNN English Express」という英語雑誌がお勧めです!
アプリからもダウンロードできますし、もちろん雑誌もありますが月単位での発売であるためアプリからの購読をお勧めします!
https://itunes.apple.com/jp/app/cnn-co-jp-app-for-iphone-ipad/id512466551?mt=8
SNSを英語で書く
普段、何気なくつぶやいているSNS。日本語で「こんなことがあったー」とつぶやいているものを全て英語に変えてみましょう!
毎日英語でつぶやくことでより鍛えられますし、数分間でできるので空き時間にも取り組めます!ハッシュタグも英語にすると◎
最大のポイントは「日常生活に英語を取り入れる」こと
英語を聞かないと気持ち悪い…と思うくらいがんがん取り入れていきましょう!
タガログ語編
留学前:簡単な会話しか分からなかった。週に1回の授業と自分で自学自習を行ったくらいでした。
留学1,2か月経過後
挨拶でしか使わなかった。
「Magandang umaga」
「Magandang hapon」
「Magandang gabi」
「Salamat」
「Masarap」
実際にこれしか話していなかったように思います。英語ばかり使っていました…。
留学6か月経過後
ある程度の日常会話をこなすことができるようになった。
タガログ語の力を上げるためのポイント
とにかく「話す」
最初は全く話せないと思います。しかし、挨拶だけでも、英語からタガログ語へ変えるだけで現地の人の反応は全く違います!
現地の言葉を使ってくれるだけで親しみを持ってくれるのです!
また、英語で会話する中に「タガログ語」を混ぜ込むのもお勧めです!実際に現地の人も混ざっていることが多いので!
余談ですが、フィリピン人が20分間会話を行う時、全部タガログ語ではなく時折英語が入るそうです。
生活編
交通関係
来て数日間は、「GRAB」というタクシー乗車アプリばかり使っていました。ジープニーの乗り方も分からなかったです。
ちなみに、フィリピンではタクシーの初乗りはおよそ40ペソ(約80円)です。
しかし、1週間後は1人でジープニーに乗ってお出かけすることができるようになりました!むしろ、ジープニーに乗ることが楽しくなりました!
ジープニーは窓がないので風を感じることができるのでいいですよ!
ジープニーの乗り方
・初乗り9ペソ(2018年4月現在)
・行き先をよく見てジープニーに乗る
・お金を運転手に回す
・降りる地点に近づいたら「パーラポ!」というか天井をたたいて運転手に知らせる
ジープニーはフィリピンの庶民の足であり、気軽に利用することができますが一方で色々な人が利用します。
利用するときのポイントとして
・スマートフォンを車内で使わない
・荷物は抱えて持つ。隣に置くのはNG
・万が一、強盗が来た時のために財布は2,3以上分ける
・物乞いが来ても無視をする
物乞いする人も時々乗り込んできます。「かわいそう…」という気持ちがでてきますが、「日本人はお金をくれる」と思われる可能性もあるのでここは無視をしましょう。
文化編
留学1か月経過
フィリピン人の文化の違いに戸惑った
・遅刻は当たり前。30分以上遅れてくることもしばしば。
→交通渋滞がフィリピン、特にメトロマニラ圏内では日常茶飯事です。
こうした時間の感覚を「フィリピンタイム」といいます
また、予定の突然の変更・キャンセルもよくあります。
留学6か月目
「フィリピンタイム」に慣れ、数分遅れて来るようになった。(ちなみに向こうが早く来ていることはほぼなかったです)
また、予定の変更があっても受け入れられるようになりました!また、フィリピン人は陽気で明るい人が多く、自然と私もそうなりました(笑)
食事編
野菜があまり使われておらず、肉とごはん、魚とごはんというメニューが一般的。
フィリピン人の1年間の野菜摂取量は日本人の7分の1。それくらい低いのです。
また、ごはんをより食べられるように味付けはとても濃くしてあるのが特徴的です。
更に、フィリピンでは手を使って食事をすることもあります!
留学1,2か月目
手を使って食事をすることに抵抗がありました…
そのため必ずフォークとスプーンで食事をとっていました。仮に手を使って食事をするときはビニールタイプの手袋を使っていました。
留学6か月目
素手で食事をすることも平気になりました。
食事前と食事後にきちんと手を洗えば大丈夫です!ちなみにそれでおなかを壊したことはないので安心を(ただしきちんと手は洗ってくださいね)
ボランティア編
大学の留学の他に、NPOでのボランティアも行っていました。
留学1,2か月目
・とにかく仕事を覚えることで精いっぱい
→NPOの事業内容や仕事内容を覚え、フィリピンでの慣れない環境に慣れることが精一杯になっていたため、日本ではあった積極性も失われていました。
・英語での会話にも自信がなかった
→すぐ間違えると「英語を話せない」と思い込むようになりました。そして自信を失っていく…
留学6か月目
自分からきちんと動け、積極的に仕事をもらいに行ける人間になった
・英語での会話にも自信を持てるようになった
→会話していく中で、英語は「手段」であることに気づきました。
フィリピン人にとって、英語は第2言語。間違っても会話し続けることが大事だと気付かされました。
そのほかの成果として
・外国人とともに活動することで異文化適応能力がさらに身についたこと、フィリピン人の働き方についても学ぶことができた・
→大事なことは「考え」を押し付けないこと。リーダーであるのは「現地の人」で私たちは「サポート」であること。
・NPOの組織運営について学ぶことができた
・貧困問題のアプローチ方法を実際に見ることができ、勉強になった
いかがでしょうか?
留学の成果は語学力だけでなく、異文化適応能力であったり、学んだことであったり様々な形で残すことができます。
また、自分では「成果」と思わないことも他人からしたら「成果」だと思うものもあります!
私の場合、「異文化適応力」を成果だと思い込んでいませんでしたが、周囲の人からは「成果」に感じられたようでした!
皆さんも留学の成果を残せるよう、頑張ってください!
ひよこ
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