タモリの四カ国語マージャンに学ぶ、言語の本質

こんにちは、現役理系早大生のスケです。

勉強することに疲れた人がこの記事を読んでリラックスしてもらえたらうれしいです。

今回は、タモリの4ヶ国語マージャンに学ぶ、言語の本質ということで、色々書いていきたいと思います。

タイトルに言語の本質って書いた割には、正直僕に言語の本質なんてさっぱりわかってないです。

より正確に言うと、言語を習得するために大事なこと、より流暢に、ネイティブっぽく話せるために意識すべきこと、ということです。

seeing is believing,百聞は一見にしかずということで、まずはこちらの動画をどうぞ。

最近は世代も世代なもんで、タモリの芸を見たことがない人が多いんじゃないかなって勝手に思ってます。

上の動画をはじめてみたって人もけっこういるんじゃないかな。僕は学校の先生にオススメされて初めて知りました。数年前ですね。

まあ、とりあえずオモシロイですよね(笑)それがファーストインパクト。

セカンドインパクトは、本当にその国の言葉に聞こえる!!!ってこと。今回僕が書きたいのはこっちの方。

プロソディとは

プロソディ(prosody)または韻律(いんりつ)という言葉があります。

要は何かって言うと、アクセントとか、抑揚、リズム、テンポを総合したもののことです。

で、タモリは、このプロソディを書く言語ごとに特徴づけて把握しているからこそ、あのような芸当が可能になるわけです。あの動画にある発音というのは、多分日本人なら誰でも出せる音のはず。

外国語というのは、日本語にはない音というのがたくさんありますから、当然話すことは難しいわけです。

だけどもタモリが喋るとその国の言葉に聞こえる。これがプロソディの魔法なんですね。

言語はリズム

英語を勉強している純ジャパの人たちは、まず発音の壁に衝突します。

しかし、最近は発音に関して書かれた本も多くなりましたし、ある程度までなら、だれでも発音を習得するようになれます。

彼らが次に衝突する壁がプロソディ、あるいはリズムなんですね。一つ一つの単語はしっかり発音できても、文として読むと、てんでんばらばらの日本人訛りになってしまう。

僕の場合ですと、thが入った単語とその次の単語の接続でつっかえますし、接続詞のthatのスマートな言い方がわからなくて、いっつもそこで強調したthatが入って文が中断します。

ネイティブのように自然に繋げることができないわけですね。

発音の壁とリズムの壁、この両方を超えなければ満足した言語習得というのは叶いません。

帰国子女はプロソディが違う

帰国子女ってみんながみんな発音が上手いわけではないです。

たしかに、僕たちから見れば遥かに上ですが、日本人訛りけっこう入っているよねって人が多いです。

だけど、会話になると急変したように見えます。今までの発音が変わってしまったかのように、全然聞き取れなくなります。立て板に水のごとく、スムーズにペラペラと話す彼ら

これは、彼らが数年の海外滞在中にプロソディを身に着けたのが理由なわけですね。

コレと同様に、留学から帰ってきた人たちの英語は明らかに違って聞こえます。滞在中にプロソディが身についたんでしょう。

ボク個人の考えとして、発音がそれほどうまくなくても、プロソディができているといっちょ前の英語に聞こえる気がします

どうやってプロソディを身につけるか

海外にある程度のスパンで滞在する、これが最も確実な方法でしょう。

最初は苦痛を伴うでしょうが、諦めなければ必ず結果がついてきます。

もう一つ方法があります。これは僕が現在やっている方法ですね。

それは、”洋楽を歌う”ということです。歌というのはリズムですし、歌特有、ネイティブ特有の省略表現がみられます。1曲の歌から吸収できるものは僕たちが想像する以上に大きいんですね。

これについては書くと長くなるのでまた今度にしますが、僕のバイブルの「英語耳」という本では、発音バイエル、と銘打った発音・プロソディ強化トレーニングが紹介されています。その中の第二段階が洋楽を完コピするってことなんです。

まあ、詳しくはこの本を読めば全て載っているのでぜひ!!

 

 

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