英単語の語源図鑑は英単語を効率的に学ぶのに最適

こんにちは、現役理系早大生のスケです。

最近巷で話題の

英単語の語源図鑑

3ヶ月前ぐらいから持っていたんですが、かなり優れた参考書なのにレビューしていなかったので、今回、改めてこの本の素晴らしさを伝えようかなと思います。

語源図鑑の良さ

この語源図鑑のなにがいいのか。

この本を使うと、今まで無理やり頭に詰め込んでいた個別バラバラの英単語に繋がりが見えるようになります。

そのおかげで、今まで無機質なアルファベットの並びでしかなかった単語が、急に生き生きとした、意味を持った存在に見え、自分の中に確固たる知識として身につくのが実感できます。

要するに、ムリヤリ暗記なんかしなくてもよくなりますし、知らない単語が出てきてもなんとなく意味が推測できるようになります!

世の中に、単語暗記がうまくいかない人はたくさんいると思います。僕もそういう人間の一人でした。

僕は高校1年生の頃、はじめての模試の英語でコテンパンにされ、あまりの悔しさのあまりに英語を得意になってやると決意しました。

そのときにあるサイトに出会い、英語を勉強する理論を習得することができました。

その理論を実践したところ、単語も3ヶ月で2000語程度覚えることができ英語の偏差値も15程度ぐぐっと上がりました

今では大学一年生ながら、この前受けたTOEICが900点を超えまして純ジャパ留学経験なしにしてはそこそこなのではないかと。もちろんまだ全く満足はしてませんが!

それで、僕が学んだ理論で最重要なことの一つとして、

英単語は反復しろ、ストーリーで覚えろ、理解しろ

というのがあります。

反復しろ、というのは、文字通り、何回も繰り返そうということ。人間は忘れる生き物です。

そもそも脳の構造として、海馬が短期記憶を貯め込むんですが、数回程度しか出会ったことのない知識は海馬が勝手に不必要と判断し、消去されます。

生存にこの情報はいらないと考えてしまうんですよ。だから、ここの認識をバグらせるのが暗記の秘訣。何回も繰り返し繰り返し脳に入れることで、海馬が、

あれ、これって重要な情報なのかな?じゃあ大脳皮質(長期記憶の保管所)に送ろっと

と勘違いするんですよ。

この過程を経て、大脳皮質に情報が入って初めて、本当にその知識が暗記できた、頭に入った、と言えるんです。

ストーリーで覚える、というのはエピソード記憶を利用しましょうってことです。またはフックをかけるともいえます。

人に話したり、町中で偶然その単語を見つけたり、といった、物語性のある記憶はたった1回でも脳に強く刻み込まれます。

もしくは、複数の事柄に繋がりが見えたとき、それらをつないでいくことでフックができます。

つまり、A,B,Cという3つの事柄があって、どれもが関連している。

このときに、もしCを忘れてしまっていても、AやBを思い出し、Cとの関連を思い出すことでCの記憶を引っ張ってくることができます。

これが強い。

最後の、理解しろ、というのは、成り立ちの背景を知るということです。理解をすると、その知識自体を忘れていても、論理的に考えて意味を導き出すことができます。

で、この語源図鑑のなにがいいのか、というと、単語を覚える三つの手法のうちの3つを同時に満たせることです。

単語帳なので何回も繰り返し読める・音読できる(反復)

単語同士の繋がりが理解できて、ハッと驚く(ストーリー、関連性)

語源により、単語がなぜその意味になるのか分かる(理解)

の3つをクリアしてますよね?

つまり、この英単語の語源図鑑は、他の単語帳と比べて圧倒的に覚えやすいということです。

あー、もし僕が高校生の頃にこの本が出てたらなぁー。悔しい。。。

絶対使い倒してましたねw

収録単語を見る限りでは、数がちょっと少ないので網羅性にかけます。

この語源図鑑は単語帳の2冊目に用いると一番良い結果が出せそうです。

僕だったら、速読英単語をやったあとに、知識を強化、補填する目的で使いますね。

こんな感じです!

以上!

 

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