こんにちは、スケです。
ダレンシャンシリーズもいよいよ最後の章に突入ということで、盛り上がってまいりました。
この記事を書いている時点ですでに12巻まで読んでしまったのですが、ぶっちゃけ10〜12巻はそこそこだったかなって感想です。
とはいえ、面白かったことは事実、というわけで、解説、感想を述べていきたいと思います。
面白さ(5段階評価):★★★★
語数:51,320
内容+感想
試練は3ステージぐらいに分かれていて、最後にlake of soulsという、成仏できない死者の魂がさまよう湖でハーケットが生まれ変わる前の魂を引き上げることができれば、クリアになります。
試練のパートは、書くのが億劫なんで省略ゥ!
で、ここからが重要な話で、実はハーケットの前世は、なんと、あの裏切り者のカーダだったのです!!!!
えっっっっ
そんなこと不可能だよ!!と叫ぶダレン。みんながしたいツッコミを代わりにしてくれました。
そう、あの4〜6巻で登場し、ヴァンパイアマウンテンにヴァンパニーズを呼び込んで、ヴァンパイアプリンスとなる任命式の最中にクーデターをもくろんでいた、あのカーダ。
まさかここにこの人物を持ってくるとは誰も予想できなかったのではないでしょうか。
そもそも、カーダとハーケットは同時期に存在していたはず、そんなことできるの、とダレンが質問すると、Mr.タイニーが、なんだかよくわからない理屈で、論破、もとい説明します。
なんでも、過去にタイムトラベルして、カーダの魂を持ってきたとかなんとか。
うーん、なんだか上手く説明したように見せてるけど、まあ、許容できる範囲なんで良しとしようと、先に読み進めました。
まあ、ファンタジーに理論武装するのは、野暮だよねってことで。
結局、lake of soulsから元の世界に戻るときには、カーダとハーケットの同時が存在することはできず、どちらかが残り、どちらかが帰還するという決断を迫られます。
二人での議論の末、カーダが残り、ハーケットがダレンと元の世界に戻ることになります。(個人的には、カーダが戻ってきたらどうなるかスゴイ気になったけど)
ダレンとハーケットの友情が深まって、チャンチャンって感じでおしまいです。
僕はダレン・シャンの恋の行方とか、ヴァンパニーズの王を倒した後の世界とかそういうことが気になるなぁって思ってたんですけど、ストーリーの視点がもっと離れたというか、個人個人に焦点を当てていないような感じがして、そういうのが個人的にあまり好きじゃなかったんですね。
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