こんにちは、現役理系早大生のスケです。
英語学習における固有名詞のストックの壁とゴール設定について書きます。
あなたは英語を学ぶとき、どのようになりたいか、ゴールを決めていますか?
ある程度英語の基礎が身につき、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング、どれもがそつなくこなせるようになってから、意識すべきことなので、結構ハイレベルだと思います。
僕もまだその段階に至っているかわかりません。
4技能がこなせるようになると、一応その言葉で意思疎通ができます。
ここで満足せず、次の段階に進もうとする人向けの話になるかなと。
僕たちが普段、なにについて話していることが多いか考えてほしいんです。
「固有名詞」について話していることが多くありませんか?
役者、アイドル、お笑い芸人、アニメ、映画、テレビ、ドラマ、バラエティ、ゲーム、都道府県、地名、駅名、などなど
これらってすべて固有名詞ですよね?その国独自の。
これらに対する知識をいかに増やすかが、次のステージに進むためには必要です。
普段僕らは、「あ、今固有名詞について会話してるなー」なんて考えません。
ここで暗黙のうちに当たり前としている固有名詞のストックの量が、ネイティブとノンネイティブを隔てる最も大きな壁の一つだと僕は思っています。
これらの固有名詞には、表面的な意味ではなく、それ自体が暗示する”雰囲気”のようなものがあります。
例えば、群馬とか埼玉
翔んで埼玉っていうマンガをご存知でしょうか?
埼玉県のことを面白おかしくディスりまくるマンガで、笑えます。
群馬も、例えば2ちゃんねるを見てみると、
グンマーwww
とか、
未開の地すぎわろたwww
みたいにイジられているんですよ。
このどちらの例も、脚色はだいぶされているんですが、どこかに一定の真実があります。
それが面白い。
僕ら日本人は、こういったことを知らぬ間に学びますし、日常会話で使います。
ほかにも例は山ほどあって、
香川照之、乃木坂、クリームシチュー、ちびまる子ちゃん、君の名は、山手線、恵比寿とか色々です。
これらすべての言葉に、指し示す対象と、喚起されるイメージが存在します。
ここで突然ですが、もしあなたが日本語を勉強して5年目のアメリカ人になったと考えてみてください。
僕が例で挙げたような知識、
こんなの当然知ってるさ!HAHAHA
と思いますか?
なかなか厳しいはずです笑
外国語を学ぶとは、単にその言葉の文法とか、イディオムとかを覚えてスピーキングの練習をするだけじゃなくて、その外国語が話されている”国自体”について学ぶってことなんですよ。
ぶっちゃけ、完全に英語の知識ゼロからでも、英語で話すことだけなら1ヶ月、100時間もあれば十分です。
基礎的な文法を詰め込んで、あとはひたすら発音を意識しながら短文を練習しまくる。
その過程で単語も覚え、リスニング力も鍛える。
これだけです。なにも難しくない。学問の勉強というよりはスポーツの練習みたいな感じ。
ですが、”ネイティブ”みたいになりたいなら、
一生の時間がかかります。
その国に住んで、色々な人と絡み、文化を吸収して、恋愛をして、仕事をして、年齢を重ねていく必要があります。
自分たちの母国語ですら、成人してからも学ぶことはたくさんあります。
いわんや外国語をや、です。学ぼうと思えば、いくらでも際限なく学べてしまう。
だからこそ、ある程度目標を決めて欲しいんです。
英語を勉強して、どこを目指すのか。
ただひたすらにネイティブに近づきたい、海外旅行で不便がないレベル、恋人を作りたい、仕事で使えればいい、暇つぶしになればいい、なんでもいいです。
ちなみに僕の場合は、仕事で使いたい、というのと、恋人を作りたい、というのがあります笑
こんな感じです。ぜひ一度考えてみてください!
以上
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