こんにちは、スケです。
TOEICの勉強がつまらない
TOEICがとにかく面白くない、飽きた
ぶっちゃけ、勉強が苦痛だ
という方に伝えたい。
そういう方が英語学習のポテンシャルは高いし、正常な証拠ですよ、と。
え、どういうこと???と思われた方、しばらく僕にお付き合いください。
Contents
僕はTOEICの勉強をほとんどしなかったけど900点超え
自己紹介をさらっとしておきます。
僕は現在早稲田大学理工学部の2年生で、TOEICの点数は大学一年の12月に受けたもので925点です。最近では、6月に受けたTOEFLで93点を取ったりもしました。
ここまで書くと、あーお前はもともと英語できたんでしょとか、どうせ帰国子女とかだろ、とか思われそうなんですが、むしろその真逆の存在です。
ドメスティック中のドメスティックを地で生きてきました。
ど田舎で育ち、英語とは無縁の生活を幼少期は過ごしましたし、中3までは学校の英語の授業以外まったく英語に触れず。テストは授業の内容がそっくり出ていたのでそこそこの点数は取れました。が、模試とか統一テストとかになると途端に70点とか取ってました。
高校に進学したときも、将来のことは一ミリも考えておらず、ただサッカーがそこそこ強くて、楽しそうな高校ならどこでもいいやって感じでした。
で、悲劇が訪れます。高校1年のはじめに受けた模試です。これの出来があまりに悪すぎました。
今までに取ったことも無いような点数。確か100点中40点ぐらい。それが超悔しくて、一念発起しました。これがターニングポイントでしたね。
後のことは下の記事で詳しく書いてます。
高1のとき英語が壊滅的だった僕がTOEICで925点を取るまでの軌跡
TOEICで消耗している人に対して思うこと
TOEICの勉強がつまらないと思う人はセンスがいい
これは完全なる持論ですが、結構的を射ていると思ってます。
僕はTOEICの勉強を集中して1ヶ月ほどやってたことがあるんですけど、
まあつまらないことこの上ない
英単語を覚えるのはゲーム感覚なのでそれなりに楽しいですが、そこからはまあひたすら単純作業なんですよね。
リスニングだったらとにかく聞いてしゃべるの繰り返し。リーディングなら読む、理解する、音読する、の繰り返し。
で、何が最悪って、内容がクソおもんないんです。日本語でやってる場面を想像するとわかりやすいんですが、例えばスーパーのチラシとか街中を歩いていると見かけるポスターとかを何時間も見ていられますか?って話。
微塵の面白さも感じません。
ここが大学受験と違うところですね。受験で出てくる長文って、物語だったり、人文系、科学系の文章だったりするんですが、内容自体は結構面白いものが多いです。
東大とか京大の過去問を見てみても、知的好奇心がくすぐられるような題材がたくさん。
TOEICの勉強がつまらないと感じる人は、本来ものすごいポテンシャルがあるんですよね。
つまらないと感じられるのは、知的好奇心があることの裏返しですから。たまたまダメ男に引っかかっただけなんですよ。
もっといい彼氏/彼女はすぐ見つかります。
もっと自分の欲望に忠実に生きるべきでは
TOEICの対策に飽きた!という方は、もちろんTOEICの対策をした方に限られます。
おそらく、忙しい毎日の間になんとか英語学習の時間を作っているんでしょう。
そういう人にこそ言いたい。TOEICの勉強なんか辞めろと。それよりもっと楽しくて成果の出るやり方があるよと。
海外ドラマとか多読とか超面白いぜ
僕が皆さんに提唱したいのは、多読・多聴・多観です。
すなわち、洋書を読み、海外ドラマや洋画を見て、オーディオブックなりを聞く、ということです。
僕がTOEICで900点を超えることができたのも、逆説的ですがTOEICの勉強なんかほっぽりだして洋書にハマったからに他なりません。
浪人中は洋書とか海外ドラマを貪り堪能していて、英語の「勉強」なんて一切やりませんでしたが、入試の英語は楽勝でした。早慶上智の理工学部はすべて合格。僕の通っていた高校は偏差値50半ばの地方公立高校にもかかわらずです。しかも僕は予備校とかも行ってませんでした。
いやぁー本当に最高ですよ。海外ドラマを見てるときなんて、遊んでるようなものですからねw
それでいて英語力がつく&知識がつく&楽しい&話のネタになるんですから、話がうますぎねえ?って笑
努力している人が一番成果を出しているわけではない
これは超大事な考え方ですよね。
特に日本人って過程を美化しがちなので。僕もそうです。
僕が高校1年のときに、3ヶ月、毎日たったの1時間の勉強で英単語を3000語覚え、偏差値を50から65に15上げたときの話です。
クラスの同級生は、みんな結構努力して英語を勉強してました。傍目から見ると、それはもう熱心にノートを作り、自作の単語帳を作り、机にかじりついてました。
これに対し僕は、机になんてろくに座らず、英文を読んで理解したらとにかく音読・音読・音読。分厚い英文法の参考書はスルーして、大事なところだけがカバーされているうっすい文法書を何回も何回もひたすらに読む。
これを3ヶ月間繰り替えただけで偏差値がパコーンと上がりましたからね。対照的に、僕の同級生は英語の成績が上がるどころかむしろ下がる一方。
多分、彼らの方が努力してたと思います。だけどそれは、努力している「気」になっただけなんですよね。
TOEIC900点を超えたときも、勉強なんて意識は0で、洋書を読むのが楽しいから読んでいたら、いつの間にかすごい点数が取れていたという。
なんだか僕がすごい嫌味なやつに聞こえますねw
でも自慢しているつもりとかは全くなくて。ってか、僕ができたんだから皆さんならもっと劇的な成果が出せるはずに決まってます。超ポテンシャルありますよ。
TOEICの勉強なんてダルいしつまらん
寺山修司は書を捨てよ、町へ出よう、と言いましたが、僕流に言い換えるなら、参考書を捨てよ、洋書を読もう、です
はいw、全然パロディになってませんww
が、言いたいことは伝わったのかなと。
TOEICという狭い世界にとらわれるのではなく、洋書、海外ドラマ、などなど、生の英語に触れられる環境がすぐそこにあります。
資格試験だけに目が行ってしまって、この広大な英語の海を航海することなく旅を終えてしまうのはとても悲しいことです。
僕も、初めて洋書を最初から最後まで読めたときは感動しました。俺にもこんなことができるんだと。
海外ドラマを初めてシリーズ通して見たときは、あまりの興奮にそのまま次のシーズンもぶっ続けで画面にかじりついてました。なんて狭い世界に俺は生きていたんだろうと。
ポエムっぽくなって恥ずかしいわ笑
TOEICのために勉強しても900点を超えるのは難しい
仮にTOEIC900点が時速100km/hだとすると、TOEICの参考書をガリガリやることは、時速80km/hで走ることみたいなものなんですね。
あるところまでは効率がいいし、もう少しのところまでは来てるんですよ。
ただ、追い越すことは至難の技。さらに加速して120km/hを出さない限り。
問題なのは、この最高速度がいつも出せるわけではないことです。これこそが、TOEIC900点と800点台の境を行ったりきたりしている人がいる理由。
これに対し、海外ドラマ・洋書を堪能するというのは、マリオカートでいうところのクッパとかドンキーコングだと思ってください。
加速するまでに時間はかかるんだけど、一回波に乗ってしまえば後はスイスイ行ける。時速150km/hが当たり前の世界です。
たまに調子が悪くてエンストとかしちゃっても、時速120km/hぐらいは余裕で出せてしまうと。
結局一番効率のいい英語学習法って、ある一定のライン(TOEIC700後半ぐらい)までは参考書なり単語帳をガリガリやって、そこからは洋書とか海外ドラマとか、広い英語海を自由に泳ぎ回ることなんですね。
というわけで以上!
これはあなたがたまたまその勉強法が合っていて身に付きやすかっただけだと思う
たまたまその方法が見つかった運の良い人ってだけ
大抵の人はそんな運よく見つからないから苦労する
自分が効率よく学べる人間だと勘違いしない方が良いですよ
運や環境が良かっただけです
共感しました!!!TOEICより難しい英語(洋書や海外ドラマ)に触れるとスルッとスコア上がりますよね。