こんにちは、スケです。
ダレンシャン第11巻Lord of the Shadowsを読んだので、感想と内容をまとめていこうと思います。
いよいよ、クライマックスという感じがします。懐かしの地で、かつての親友との最終決戦へ臨むダレン。明らかになっていく謎、そしてますます気になる今後の展開。先がまったく読めません!
感想+内容
ヴァンパイアマウンテンに帰ろうと提案するハーケットに対して、ここにとどまっていたほうがいいとダレンの直感が訴えている中、いよいよ、サーカスがダレンの故郷に行ってショーを行うことになった。
これも運命の導きだと考えるダレン。自分が生まれ育った街に帰ったダレンは、懐かしの場所を訪問し、しみじみとした思いにふける。
そんな中、サーカスを見に来た、かつての親友トミーや、サーカスの近くにふらっと来たダリウスという男の子にダレンが出会ったあたりから、雲行きが怪しくなります。
思い出を語り合う、トミーとダレン。トミーはなんとフットボールの選手になったのだそう。
近日に地元で彼のチームの試合があるらしく、トミーはダレンにチケットを送ることを約束する。
もし敵が待ち伏せしていたらピンチになると警戒するハーケットに対し、そんなことは起きないだろと楽観的なダレン。
と・こ・ろ・が、フラグがたってしまったということは、それを回収しなければならないということ。
案の定、スタジアムで試合の最中にヴァンパニーズによるテロが発生。主謀者は、あのRVと元警察官のブライアン(名前が微妙に違う気がする)
会場がパニックに包まれる中、ダレンはヴァンパニーズを止めようとするが、時すでに遅し。トミーも殺されてしまった。
なんとか会場から脱出するダレン、しかし彼を魔の手が襲う。
スティーブ率いるヴァンパニーズ立ちがダレンを襲撃した。その中のひとりは、この前サーカスにやってきたダリウス。しかも、ダリウスはスティーブのことをDadと呼んだのだ。
動揺を隠せないダレン、さらにダリウスがダレンを銃で射撃し、致命傷を負う。
…何回罠に引っかかれば学習するのかね、ダレンシャン。いくらピュアで物事を信じやすいと言っても限度があるでしょうに…と小言を言わずに入られません。
しかも、この少年ダレン・シャン、実際は30年近い人生を送っているわけで、いうなればアラサーですよ。それがこの体たらく。もうちょっとさぁ、しっかりしようよ…
なんとか生き延びるも、出血量が多すぎて意識を失ってしまう。目覚めるとそこは知らない天井、何者かによって看病されていた。
後々になって判明するのだが、彼らはアリスとデビーが設立した、ヴァンパイアを補助する組織の人間で、ダレンを見つけたのは完全なる偶然だった。
思わぬ幸運(?)から、アリスとデビーにも再会することができたダレン。
ここからなんやかんやあって、ヴァンパイアプリンスのヴォンカがやってきたり、ダレンのpurgeが本格的に始まったりする。
ある日、ダレンたちはサーカスに戻り、Mr.トールの助言を請うことになる。で、ここからは物語がノンストップで進行していきます。
サーカスを夜襲しに来たヴァンパニーズたち、彼らはMr.トールを殺害し(!!)、イブラの子供を誘拐する。
Mr.トールが死ぬとは思わなかったです。彼なら、物理的な攻撃をすり抜けたりできそうなのに。
しかも、彼は自分の命を犠牲にしてヴァンパニーズに対抗したわけですが、結局何もできずに銃をぶっ放されてご臨終という、なんとも情けない終わり方でした。
あれ〜、あっさりと死に過ぎじゃない?、もしかして 後で復活するフラグ?!、なんて考えましたけど、特に何事もなく、Mr.トールは物語から退場してしまいました。
ちょっと癖のあっていい味を出しているキャラクターが好きだっただけに悲しかったですね。
それで、物語に戻ると、逃走したヴァンパニーズたちをチェイスするダレン。ダリウスを捕虜にし、彼をイブラとの人質交換に使おうと考えるダレンたち。
ヴォンカはRVを追跡、スティーブのアジトと思われるビルを発見。
スティーブの本拠地に乗り込み、ついに最終決戦か…?と思ったんですけど、そういうことにはならず。対話と交渉を試みるダレン。
ついに、人質交換の話がつき、イブラとダリウスを交換するか…となった直後に、スティーブがイブラの首を引きちぎって亡き者にします。
憎しみに呑まれ、ついにダレンがダリウスに手をかけようとします。そのとき、スティーブが衝撃的な事実をカミングアウトします。
”ダリウスの母親は、アニー”
これを聞いたダレンは、ダリウスを殺すに殺せず、仕方なく撤退することにします。
アニーに真実を告げなければならなくなりました。
ダリウスとともに、懐かしの我が家を訪れたダレン。当然ながらアニーは信じられません。
ダリウスの口からスティーブの名前が出て、(アニーとスティーブはチョメチョメしたってことに!!)ついに、アニーも認めざるを得なくなりました。
そこから紆余曲折の人間ドラマ的なシーンがあって、ようやく、この11巻も終わりに近づいてきました!
ダレンたちに急報が届きます。サーカスがテントを貼っているスタジアムが、警察に包囲されてしまったのです。手を引いているのはヴァンパニーズとヴァンペットでした。
中にスティーブたちが待ち構えているのは明らか、ダレンたちは最終決戦に向かいます。
これで終了!!!
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